効果的なメッキ使いが生み出すシックでさり気ない上質感
切れ長のヘッドライトとの一体感が強調されているフロントグリルは、先代よりもワイドになり、天地も拡大。幅広感のあるフロントバンパーも含めて押し出し感を高めながら、先代のメッキを前面に押し出した顔つきと別れを告げた。黒を基調にメッキを効果的に配することで、シックでさり気ない上質感を漂わせている。3眼LEDとLEDクリアランスランプの組み合わせになるヘッドライトは、グリルのメッキとの連続感があり、シームレスに点灯するデイタイムランニングランプもあって先進的で上質なムードを放つ。
単なる箱型に見せない工夫も随所に盛り込まれている。象徴的なのがサイドビュー。先代の倍近い抑揚を持たせたサイドの面構成をはじめ、ひと筆書きを描くメッキモールは、センターピラーでブーメランのように鋭いラインを描く。大径タイヤの存在を感じさせる前後フェンダーアーチも印象的だ。
後ろに回ると、翼を広げたようなガーニッシュとリヤコンビランプの輪郭が後続車にその存在を見せつけるはず。ヘッドライトと同じようにシームレスに点灯するリヤコンビランプも未来感あふれる印象をもたらしている。
また、「エグゼクティブラウンジ」は、サイドマッドガードにさり気なくメッキモールを配し、17インチタイヤとスパッタリング塗装が施された繊細なアルミホイールを履く。一方の「Z」は、18インチタイヤとスーパークロームメタリック塗装のアルミホイールが標準になり、迫力のある足まわりが目を惹く。
シームレスに点灯するリヤコンビランプ、流れるウインカーのシーケンシャルターンランプを標準装備。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]