モータースポーツを支えてきた生粋のレーシングブランド
1984年。それまで日産自動車の宣伝部が、東京の大森にあった事業所、通称大森分室を拠点に行っていたレース活動などを引き継ぐ形で生まれたのが、ニスモ(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)だ。モータースポーツをやりながら、そのノウハウを盛り込んだ市販パーツを開発、そしてユーザーサポート。それらを続けてきた生粋のレーシングブランドであり、日産ファンにとっては特別な存在だ。
2013年には、拠点を現在の横浜市鶴見区に移し、新たなショールームもオープン。変わらず国内ではスーパーGT、世界では先日開催されたル・マン24hなど最前線で熾烈なレースを戦っている。
同じく2013年、日産自動車はニスモの名を冠したロードカー「ジュークNISMO」を発表。企画開発の段階からニスモのエンジニアが参加し、モータースポーツのノウハウをフィードバック。スタイリングはもちろん、車種によってはエンジンにまで手を入れた直系ワークスチューンのコンプリートカーだ。現在ロードカーは全7車種。それまで“ニスモを味わう”にはパーツ購入しかなかったが、ロードカーというスペシャルなコンプリートモデルが、日産のグレードの一つとなったことで、ニスモをより身近な存在にしてくれた。
【SHOW ROOM】NISMOショールーム
住所・神奈川県横浜市鶴見区大黒町6-1
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※STYLEWAGON(スタイルワゴン)2019年8月号を再構成したものです。一部取り扱いのない製品もございます。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]