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現在の評判はどんな感じ?
発売スタートから約3ヵ月、順調に販売台数を伸ばしている新型アルファード&ヴェルファイア。現在の状況や好調の要因などを探ってみた。すでに納車されている人も多数だし、年内納車予定という声も多い状況。これからって人も多いはずなので、まずは純正の同行をチェック。あらためてその魅力に迫っていこう。
販売台数の割合は、アルファードが少し優勢!?
当初、半々ぐらいだったアルとヴェルの割合だが、発売から3ヵ月経った時点でリサーチしてみると、アル約60%、ヴェル約40%という感じで落ち着いているようだ。ディーラーなどに話を聞くと、やはり全体的に価格が高くなっているのもあり、一番車両価格が安い「アルファード Zグレード」のオーダーが増えてきたとのこと。車両価格540万円〜で乗りだし600万円前後というのがポイントになっていると思われる。
これから注文した場合の納期は?
9月現在、トヨタからは受注ストップなどの情報は入っていないが、いまディーラーでオーダーすると納車1年以上という回答が多い。ちょうど2024年に車検が来るからと、乗り換えたいと考えている人も多く、現在の状況だとなかなか思い通りに進まなそうな雰囲気で困っている人も。年末にかけて初期オーダー分が納車され始めるという話なので、その動きも見つつ、ディーラーやコンプリートカーショップと相談していきたい。
アルファードとヴェルファイアで迷っている人は?
売れ筋であるアルファードZより+約115万円となるヴェルファイアZプレミア。Zで人気のオプション3個が標準。この3つで約30万円という部分にプラスして、ターボエンジン、19インチ、本革シートといった付加価値で115万円をどう見るかも選びのポイントになる。逆を言えば、ホイール交換前提、シートはハイクオリティの本革シートカバーで、エンジンはNAで十分、見た目はアルファードが好きって人であれば、迷わずZグレードを選んで、浮いた(!?)115万円でカスタムに予算をかけるといった作戦もありありだ。
納車された人の声を聞いてみた!
アルファード&ヴェルファイアらしさを残しながらも、しっかりと新型というのがわかるルックスはかなり評判が良い。全体的に純正でも車高が低め、アルファードのヘッドライトやテールレンズの作り込み感が先進的という意見が多かった。また2台のキャラクター分けもしっかりしていて、特に30後期では低迷していたヴェルファイアが、再度注目されているというというのもポイント。
キープコンセプトとはいえ、より機能が充実した40系の装備に満足感は高いようだ。ただ30系では3.5Lだったが今度は2.5Lにしたという人の中にはちょっとパワーが物足りないという声も聞かれた。また、乗り心地が30系に比べてだいぶよくなったと、満足感が高そう。まだローダウンやインチアップをしていない状態の声が多かったので、今後カスタムしていったときの声もあらためて聞いてみたい。
世間的な情勢を考えるとある程度のベース価格アップはしょうがないという認識はあるものの、やはり価格高騰への不満は多い。もちろん装備充実といった付加価値も高いので、それを理解しているユーザーも少数だがいた。ただ、現在販売しているのはあくまでも上位グレードということを忘れがちだったりもする。今後、噂されているエントリーグレードの価格や装備内容次第では、ここら辺の評価が変わってくるかも?
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2023年11月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]