便利な操作スイッチを失うことなく、ステアリングの交換を可能にする
林道やオフロードの走行、トライアルレースの参戦など、ちょっとハードに走りたいジムニーユーザーにとって、あくまで普段使いを重視した純正ステアリングだと少々心許ない。手にしっくり馴染む、操作性が高い社外ステアリングに交換したいという人もいるだろう。今では任意保険もエアバッグ特約を設定していない保険会社が大半を占めており、エアバッグ警告灯が点灯しないようにするなど適切に装着すれば車検も問題ない。ただジムニーの場合、最上級グレードはステアリングにオーディオの操作スイッチとクルーズコントロールのスイッチが装備されている。普通にステアリングを交換すると、これらの機能まで失われてしまう。手元で操作できる便利な機能がなくなるのは非常にもったいない。そこでステアリングボスの老舗、ワークスベルが開発したステアリングスイッチ移設キット「SRDキット」が役に立つ。
このSRD(スイッチリロケーションデバイス)キットは純正ステアリングから外したスイッチをパネルに組み込み、ボスとステアリングの間にサンドイッチする形で装着する。純正に近い位置にスイッチが来るから違和感はなく、スイッチの位置は手前または奥に微調整が可能だから、取り付けるステアリングに合わせて好みの操作性に変えられるのがポイント。
またステアリングをスピーディに脱着できるラフィックスⅡ、ステアリングを簡単にチルトアップできるラフィックスGTCといったワークスベル主力アイテムの装着もOK。カスタマイズの自由度がさらに広がる。
■価格:3万8500円■備考:本革グリップ、350φ、オフセット40㎜、オリジナルホーンボタン付属
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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.274 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.13より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]