A PITオートバックス東雲の新デモカーWRX S4を、筑波スーパーバトルに投入!

まずは車高調のみで9秒台! A PIT、VBH型WRX S4チューニングプロジェクト始動!

SUBARU乗りにとって頼もしいプロショップ、A PIT東雲が新たなデモカー、VBH型S4を導入! しかも今年12月の筑波スーパーバトルに投入するというではないか!!その詳細をレポートします!

レーシングドライバーの蘇武選手が実走検分

過去にVABをベースに2.2L440ps仕様まで磨き上げ、筑波サーキット1分切り間近まで迫ってみせたA PIT東雲。新デモカー、S4導入は、未来を見据えてのモノ(VABは今後も継続していくそうだ)。そして、どこまでできるか、という挑戦でもある。9月末、走行距離わずか200kmの個体を筑波サーキットに持ち込み、ベース車の素性を検分。とりわけ水温、油温はどうなのか、気になるCVTのフルード温度はどうなのか? ブレーキは足まわりは……と気になる項目をチェックしたワケだ。検分にはレーシングドライバーの蘇武選手が参加。果たしてどんな結果になったのか?

まずはノーマル状態のS4でコースイン。ウォームアップ明けの2ラップ目で1分10秒985を計時。「排気量があってトルクもある。ボディもシッカリしていて良くできたクルマ」とA PIT東雲の小野さんの言葉通り、優れた素質を披露。ただ、その後はクーリングを入れつつアタックするが、「警告灯は点いていないが補正が入っている感じ」と蘓武選手が話すように、2ラップ目のタイムを更新するには至らず。やはり水、油の温度管理は重要になりそう。

そして車高調をHKS『ハイパーマックスS』に換えて再度コースイン。するとあっさり1分9秒556を計時。市販サスを取り付けただけ(アライメント調整ナシ)で、だ。アライメントをとり、前後車高のバランスを突き詰めれば……。超のつくライトチューンでも好タイムが出るかも!?

予想通りとはいえ、水温、油温、CVTフルード温度がきついことが判明した。ブレーキも気になったが、コチラは「エンドレスさんと話をしている」(小野さん)そうだ。どこまで課題を克服できるか? そしてスーパーバトルはどんな形で参加し、どんな結果になるか? まずはそこに注目だ。

車高調導入のみで9秒5!コレは期待できる!?

ドライバー&チューナーは何を思い、今後はどうするのか?

ノーマルで足まわりがシッカリしていてスポーツな印象。モードを変えると違いがハッキリわかるけど、小さいコーナーではノーマルモードの方が早く曲がれる感じ。最終コーナーはスポーツモードの方が速いから、使い分けたら面白いかも。

ノーマルは、ロール方向は良いけど、ピッチ方向の動きが大きい。車高調に換えると、ソレが抑えられる。ダンロップ先の80Rでは“荷重の抜けすぎアンダー”がノーマルでは出ていたけど、交換後はピッチも減ってコントロールしやすくなった。滑った先もコントロールする領域ができ、ちょっと無理ができる感覚。

油温、水温はやはり厳しい。でもクーリングを入れるとシッカリ下がる。CVTも警告灯は点かなかったですよ。世代が変わって、性能が良くなっているんじゃないでしょうか。

現行BRZオーナーも刮目すべし!

APIT東雲ではBRZ、GR86も開発中! デモカーはGR86だが当然ノウハウは同じなので、BRZオーナーも要注目だ!! 当車もスーパーバトル参戦を目指し、プロジェクトが進行中である。

外観はシンプルに、乗り心地が良い大人な仕様を目指して今年のオートサロンに持ち込まれたA PIT東雲のGR86。なるほど、外装はコテコテではなく控えめ、内装はエディルブの質感高いスポーツシートを奢るなど、確かに“大人”な雰囲気を醸し出している

ただこの日の86のデモカーは、当時とは大きく変わった点がある。納車後(昨年12月)まず装着したHHKS製スーチャーを取り外していたのだ。つまりNA回帰。スーパーチャージャーのセッティングデータがとれたこともあるが、「ここで改めてノーマルを確認しよう」(小野さん)となったワケ。だから、スーパーバトルもNAで参戦する。

手数が多くないという意味ではVBHと近い状態……とはいえエンドレス製ブレーキキットが導入され、効果の大きいエキマニを換装していてECUチューンの余地もある。車高調もA PIT東雲・スーパーオートバックス浜松コラボ仕様の『ハイパーマックスS』。開発進捗度はわずかにコチラが進んでいる!?

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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