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18年前からプラドにゾッコン!
釣りや愛犬とのトレッキングなど、多趣味なMIMORIさん。車中泊もそのひとつで、極めていくうちに「車内でもっと快適に過ごしたい」と、思うようになっていったそうだ。
そんなMIMORIさんとランクルの付き合いは長く、18年ほど前に1台目となる78プラドを購入。15年乗り続け、3年前に2台目となる現在のGRJ79ランクルへ乗り換えた。すでにライフスタイルの一部に溶け込んでいるという。そんなランクルありきのところに、トレーラー泊を取り込んだカスタマイズをスタート。そのスタイルこそが、今で言うオーバーランダーだったという。
オーバーランダーというワードは意識していないものの、MIMORIさんのスタイルはトレーラー泊をしながらの陸路を走る“旅”がメイン。そこで必要となったのが、居住スペースとなるトレーラー。しかし、前車78プラドではけん引するためのパワーが不足。そこで、ハイパワーなピックアップトラックである79ランクルをチョイス。けん引はもちろん、圧倒的な積載量を誇る広大な荷台も選んだ理由だとか。でも、そんなに荷物ってある?と本人に尋ねると、納得の答えが返ってきた。
そのコタエこそ、2016年に発生した熊本地震だ。トレーラーにはソーラーパネルを配置し、走行充電と併用。ランクル荷台には、大型発電機やハイリフトジャッキ、コンプレッサーなど被災地で困らない装備を積載。最悪の場合、トレーラーを置いてランクル1台のみでも拠点にできるよう、防災に対して万全の体制を装備している。
「ランクルはシンプルで無駄のない構造を持ち、安定したパーツ供給とすべてにおいて全世界共通の強靭なクルマです!」と、カスタマイズでも装着パーツすべてが、その役目を全うした意味のあるモディファイを敢行。 さらに、これらを実践した「#Japanese overlander」というグループをMIMORIさんが中心となり発足。少数精鋭ながらも、全国で精力的に活動している。ちなみに、ダーチのルーフテント類をフル展開した際、12〜13人が寝泊り可能。万が一の備えも万全だとか。ライフスタイルの一部となったMIMORIさんのオーバーランダースタイルは、人生を豊かにしてくれること間違いナシだろう。
オーバーランダーを愉しむオフロードトレーラー
SPECIFICAITON
●MODELS:トヨタ・GRJ79ランドクルーザー(平成27年)
●WHEEL:76純正ホイール(16×8.0J)
●TIRE:Fオープンカントリー (285/75-16/R265/75-16)
●SUSPENSION:オールドマンエミューBP51ショックアブソーバー、リーフコイル特殊仕様
●EXTERIOR:GIギアバンパー、サファリシュノーケル、フロントランナーキャリア、ロームストレージボックス、ダーチアウトドアギアテント&オーニング、IPFフォグランプオフグリッドアダプトトレーラー(WHEEL:ブラドレーV・TIREオープンカントリーM/T)
●INTERIOR:ARBオーバーヘッドコンソール、無線機