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苦労することなく自然を堪能できる!
以前乗っていたクルマはエクストレイル。その時はあまりカスタマイズをやろうとは思っていなかったが、2年前にRAV4に乗り換えてからその考えが一変。現行型のRAV4は日本よりも先に北米で販売されたので、昔からカスタマイズ文化が盛んなアメリカでは、今の日本で多く見かけるようなオーバーランドスタイルをその当時から作り上げていたのである。
「その頃はまだ日本でオーバーランドという言葉や文化は定着していなかったので、アメリカでいろいろ自由にカスタマイズされている方に影響を受けてRAV4を購入しました」。
クルマを買ってからカスタマイズはもちろんのこと、流行りのキャンプにも挑戦してみたかった。そこで掲げたイジりのコンセプトは、「クルマから始まるキャンプ」。用品店で必要なギアをすべて揃えなくても、クルマ1台あればどこへ行ってもすべてまかなえる。その想いで理想的なパーツを追加してRAV4の使い勝手を向上させてきた。
アメリカの自由なカスタム文化の影響大、クルマ×キャンプの理想郷!
「テントを設営するのも、1時間くらいかかって面倒ですからね。今は諸事情で外していますが、ルーフテントを装着すれば1分くらいで展開できる。サイドオーニングも1人でも5分くらい。目的地に着いたらすぐにお酒を飲みたいので(笑)、設営や撤収が簡単なのがいいですね。キャンプ場じゃなくても、どこへ行っても楽しめます」。
まずこのRAV4で、快適にキャンプを楽しむために投入した装備を見ていこう。雨や強く日差しにも強いサイドオーニングは、270度展開するライノラックのバットウイングオーニングをチョイス。ルーフラックも同メーカーで揃えており、今まではここにルーフトップテントを装備していたが、現在は荷物の積載に特化して使用している。テーブルはアウトドア用品店で様々なものが売られているが、sakuさんはタイヤに取り付けるタイプのテーブルを導入。これもクルマでのキャンプにかなり役立つアイテム。そして海へ出かける機会も多いため、ポータブルシャワーも設置。右側にはシャワーオーニングも取り付けており、シャワーだけでなく着替えにも便利な仕様。
そしてオーバーランドスタイルに相応しい、力強さを感じる外装のカスタマイズにも注目したい。以前はステッカーを目立つように貼っていたが、今は黒を基調とした落ち着きのあるスタイルにシフト。タナベのアップサスでさり気なくリフトアップした足元に、マットブラックのPACERナイトホーク16インチをセットアップ。
ボディをより大きく見せるオーバーフェンダーはアストラムギア。こちらはsakuさんが運営しているネットショップのオリジナルブランド。他にもルーフトップテントやエアフレッシュナーなど、オーバーランドライフをより豊かにする様々な商品を販売しているとか。
光モノは信頼のアメリカ製を選ぶ
SPECIFICATION
●MODELS:トヨタ・RAV4(令和3年)
●WHEEL:PACERナイトホーク(16×8.0J)
●TIRE:オープンカントリーATプラス (255/70-16)
●SUSPENSION:タナベアップサス
●EXTERIOR:オーバーフェンダー、ライノラックフラットラック、270オーニング、シャワーオーニング、サイドマウント左右(ウォーターポート・ペリカンボックス)、トラッシュBOX、スキッドプレート、リアラダー
●INTERIOR:ARBオーバーヘッドコンソール、無線機
▷OVERLANDERの世界 まとめはこちら
OUTDOORE VEHICLE(アウトドアビークル) Vol.5 より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]