無垢の木とベニヤ板で作り上げたハンドメイドキャノピーが絶品【快適に泊まれて移動できる、OVERLANDERの世界 Vol.9】

アイデアマンの知恵が凝縮、自作キャノピーとランクル70で行く自由で快適な外遊び!

「こんなキャノピーが自分で作れたら…」
誰もが思うような仕上がりの逸品を引っ提げてのアウトドアは、
なによりも格別なものに違いない。家族全員が楽しくなる魅惑の一台にズームイン。

3人家族で寝られるクルマ、それが79ランクルだった

自作のパーツは愛着もひとしおと言うけれど、ここまでハイレベルな、完成度の高いものを作るとどんな気持ちになるのだろうか。そんな思いにかられる1台を作り上げたのがベアーライフさん。リアに佇むこのキャノピー、既製品でなく、なんとDIYとのことなのだ。

「荷台を改造したかったので、荷台のあるマニュアル車という条件で探したところ、ランクル79が見つかりました。再販の70のデザインが好きだったこと、3人家族で寝られるクルマがほしかったことも重なって購入を決めたんです」。

そこから思い切ったカスタムが始まり、1年半でこの姿にまで到達。その出来栄えゆえキャノピーに目を奪われがちだが、ARBのパーツなどを駆使したスタイルアップもしっかりと行っており、お気に入りは「見た目が最高」というホイール・ラグナトラッカー。「ロードノイズが少なく、減りも抑えられているので、距離を走る自分にはピッタリ」と、昔から愛用しているオープンカントリーを合わせて自然とたわむれている。

ちなみに今後の予定を聞いてみると、「シェルの作り直しを考えていまして、フラットベットごといちからやるのもありかと思っています」とこれまた驚きの再制作宣言。思い切りも腕もいいアイデアマンが次にどんな手を打ってくるのか、興味は尽きない。

空間をムダなく使うという意識

SPECIFICATION
●MODELS:トヨタ・ランドクルーザー(平成26年)
●WHEEL:ラグナトラッカー(16×9.0J-51)
●TIRE:トーヨーオープンカントリー M/T(35/12.5-17)
●SUSPENSION:キープスラントヘビーデューティー、増し増しリーフ、ヘルパーリーフ
●EXTERIOR:ARBバンパー、WARNウインチEV08、ARBハードシェルオーニング、ARBフラットラック、オーバーフェンダー、ワンオフキャノピー
●INTERIOR:ナルディハンドル、SR-7Rレカロシート、オーバーヘッドコンソール、ワンオフフラットベット

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OUTDOORE VEHICLE(アウトドアビークル) Vol.5 より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部] 

「ルーフテントは1分くらい、サイドオーニングも1人でも5分くらい。目的地に着いたらすぐにお酒を飲みたいので(笑)」

都会の喧噪を離れ、大自然のもとでキャンプをするには移動手段としてクルマが必要不可欠。 ただ目的に着いてクルマに積んだ大量の荷物を出し、テントの設営から始めるのは時間がかかる。 だが最近は便利アイテムを活用し、クルマ1台でラクに楽しめる。それを体現したのがこのRAV4。

荷台に2年以上! クラファンで資金調達してセルフメイドした荷台で車中泊を満喫

2021年の6月から2年以上の歳月に渡って ハイラックスの荷台を舞台に車上生活を続けているダンさんとシィさんご夫妻。 そんな気ままなオーバーランド生活を縁の下の力持ちよろしく支えるのが、 クラウドファンディングで資金調達してセルフメイドした荷台ハウス。 その圧倒的な完成度は数多くのフォロワーも生んでいるのです。

今年もずっと家族みんなでランクルと旅したい! そんな思いがオーバーランダーの原点だった

いかにも四駆らしい、ヘビーデューティーなスタイリングに心惹かれたランクル80だ。 それに相応しいカスタムや、使い方をするのがオーナーのモットー。 車高は5インチ上げ、MTタイヤを履き、キャリアを積む。オフロードを走ってキャンプも楽しむ。 奇をてらうことなく、素直に、自然にランクル乗りの王道を行く。

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