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個性のあるアル・ヴェル両車をブリッツ味に料理
現在、40アル・ヴェル向けのアイテム開発が盛んだ。ブリッツもレーダー探知機、TVジャンパー、スロコン等は既に発売済みだが、『ダンパーZZ-R』の開発も最終段階を迎えている! 今回は試乗まで叶ったので、12月現在お伝えできる詳細を記したい。
『ダンパーZZ-R』の基本をおさらいしよう。単筒&全長調整式、32段の減衰力調整機能を備え、かつリーズナブルな価格を実現したフルスペック車高調。車種設定も豊富で、幅広いユーザーに大人気のモデルだ。アルファードに関しても、歴代モデル用を設定し、40用は満を持して、といったトコロ。
ブリッツは40をベース段階で、アルファードは柔らかすぎ、ヴェルファイアはスポーティ、と解釈。「ボクたちの目指すのはこの中間」(小林さん)と判断しセッティングを煮詰めた。そして車重等を加味して、前型用と比較してもストロークアップにもこだわり、ソレはフロント用スプリングに象徴される。実は直巻きでなく樽型の専用品が奢られているのだ。前型比で前後共20㎜のストロークアップを果たし(車高調整幅は減少)、快適性アップへの潜在能力を高めたのだ。
試乗をすると、約25㎜ダウン状態で乗り味は快適! ローダウンを感じさせない自然なフィールなのだ。とくにDSCプラス仕様は、上質な乗り心地と高速時の安心感が高次元で両立していた。発売開始時期や価格はまだ発表されていないし、DSCプラスの発売は来春になるとの話。しかし“あの『ダンパーZZ-R』が発売間近!!”、この情報はシッカリと覚えておきたい。
●TIRE:ダンロップVEURO VE304(20インチ)
●基準車高:フロント:24mm DOWN、リア:25mm DOWN
●調整可能範囲:フロント:-50mm〜0mm、リア:-45mm〜-15mm
●TIRE:ダンロップSP SPORT MAXX(225/60R17)
●基準車高:フロント:26mm DOWN、リア:34mm DOWN
●調整可能範囲:フロント:-55mm〜0mm、リア:-40mm〜-10mm
状況に合わせ減衰を自動調整するDSCプラスも用意
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年1月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]