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調整方式が異なる、全長式とネジ式の車高調キット
ローダウンするためのカスタムパーツとして、特に人気が高い車高調キット。製品ラインアップが非常に充実しているが、“全長式”と”ネジ式”の2つに大きく分けられている。カタログだけを見ると、全長式は値段が高く、ネジ式は値段が安いという印象（製品によって異なる）。それぞれの違いは、車高調の調整方法の違いになる。
「全長（調整）式」は、「ネジ（調整）式」がスプリングの位置だけしか変更できないことに対し、ブラケットの位置を変更し、ダンパー自体の長さを変えることができる構造になっている。車高を下げるという目的はどちらも同じだが、ネジ式ではダンパーのストローク量が変わってしまうため、車高を調整する度に乗り心地が変わってしまう。一方全長式は、スプリングの位置を固定し、ブラケット部分だけで調整するため乗り心地に影響を与えることなくローダウンすることができる。乗り心地を気にしないのであれば、スプリング部分も一緒に調整することで、さらなるローダウンも可能になる。現在市場に流通している車高調の主流は全長式で、値段もかなり求めやすくなっている。
全長式の特徴
（1）乗り心地を損なわずに車高を調整できる
（2）よりローダウンさせることが可能
（3）選択肢が非常に充実している
ネジ式の特徴
（1）構造がシンプル
（2）基本的に低価格
（3）車高を調整すると乗り心地も変化する
全長式とネジ式は、車高を調整する場所がそれぞれ異なる！
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]