単筒式と複筒式、違いは内部構造!
「単筒(たんとう)」「複筒(ふくとう)」とは、ダンパー内部の構造差。その文字通り、ひとつの筒が単筒、2重になっているのが複筒だ。単筒はシンプルでオーバーホールもしやすいが、安定した減衰力を発揮するためには高い製品精度が必要。複筒式はストロークを多く確保できる傾向に。複筒は2重管のため、ピストン面積が狭く、減衰力のセッティングがシビア。一方単筒はピストン径も大きくできるため、ハードな走りにも耐えるリニアな減衰力を発揮しやすく、シリンダーが直接外気に触れるため、オイルの放熱性と耐久性にも有利となっている。
単筒式のメリット
・スポーティ走行に有利
・放熱性と耐久性に優れいる
複筒式のメリット
・ストローク的に有利
・乗り味はマイルド系