オーバーヘッド、アンダーヘッド、それぞれの工法の違いってなに?【2024最新WHEEL'S #008】

「オーバーヘッド&アンダーヘッド工法」を採用した、シェブロンレーシングS2に注目

・シェブロンレーシングS2に新サイズが追加
・新サイズの16/17インチにオーバーヘッド工法採用
・ディスクエンド全周にピアスボルト搭載

小径サイズのリクエストに答えるカタチで新サイズを追加

独特のオールドスクールなテイストと明確なレーシングムードで高い人気を誇るシェブロンレーシングS2。18インチリバース、19インチノーマルのサンドイッチ工法が現状はラインアップされていたのだが、小径サイズの開発リクエストが数多く寄せられたことからそれに対応、16&17インチが追加されることが決定した。

クラシカルな星形5スポークデザインは健在で、全周ピアスボルトも採用されるなど往年の空気感を色濃く宿すのがS2の魅力。ピンを貫通させたレーシーなセンターキャップも、コンパクトスポーツに好相性だ。

リバースとなる16インチ、ノーマルとなる17インチはともにディスクがより大きく見えるオーバーヘッド工法を採用しているため、デザインのクールさがより際立ってくるのが特徴。従来の18&19インチではリムにフォーカスを当てたサンドイッチ工法だったため、それとは異なる雰囲気を演出できるのも特徴だ。

フェイスはナットホールを隠せるカバードタイプ、ホールを見せたスポーティなオープンタイプのいずれかを選択できるため、装着する車種のキャラクターやメイクの方向性に合わせたコーデを楽しめるのもポイント。ホワイトやクラシックゴールドなどカラーも全4種類と多彩だ。

オーバヘッド工法とは?
新サイズの16&17インチに採用されるのはオーバーヘッド工法。アウターリムの上にディスクをマウントする工法で、ディスクサイズがより大きく見えるのがメリット。小径サイズでもデザインが小さくなりすぎるのを避ける工法だ。

アンダーヘッド工法とは?
従来モデルの18&19インチにはサンドイッチ工法を採用。アウターリムとインナーリムとでディスクを挟む伝統的な工法だ。18インチのノーマルはダブルステップリムなため2インチ広い面積を持つリムを生かすアンダーヘッド工法。

追加サイズのおすすめ装着車
新設定の16&17インチサイズは、100の4穴と100の5穴、114.3の5穴それぞれに対応している。そのため主要コンパクト&スポーツモデルとのマッチング性は極上。プリウスやカローラスポーツ、フィットにアクセラ、KカーもOKだ。
「アクア、カローラスポーツ、サクシード&プロボックス、プリウス(50)、ヤリス、キューブ(Z11/12)、ノート(E11/12)、フィット、Kカー」など

【CHEVLON RACING S2(シェブロンレーシング・エスツー)】

SIZEH-PCDPRICE
16×5.5J〜9.0J(オーバヘッド)4-98、4-100、4-108、 4-114.3、5-100、5-108、 5-112、5-114.3、5-1206万9300円〜7万7000円
17×6.0J〜9.5J (オーバーヘッド)7万8100円〜8万5800円
18×8.0J〜11.5J(アンダーヘッド)9万4600円〜11万円
COLOR:カラー:クラシックシルバー、プラチナゴールド、ホワイト、ピアノブラック
CONSTRUCTION:鋳造3ピース
※カバードタイプは+1万4300円 ※サインドイッチ工法の18&19インチの設定あり

2024年NEWモデル第一弾は新型アルヴェルがターゲット!?
さらにスーパースターからはレオンハルトの2024年モデル、バイファルグランデのスタイリングが特別に公開された。極細スポークで描き出したネオクラシカルなムードのプレミアムメッシュで、サイズは21インチのリバースと、業界初となる22インチのノーマルを予定。工法はディスクをアウター&インナーリムで挟み込んだサンドイッチ工法となるようで、独特なピアスボルトの映え方となるのが魅力的。114.3も設定されるが、メインターゲットは新型アル&ヴェル。写真のアッシュブロンズ色なら華やかで高品位、新型アル&ヴェルにはドンピシャだ。

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