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アルファード&ヴェルファイアがさらなる進化
華やかな木目調パネルを採用した特別仕様車も追加
未だ高い人気を誇る30アルファード&ヴェルファイア。モデル末期恒例のゴールド仕様の特別仕様車がリリースされたので、紹介しよう。
【ふりかえり 21年5月10日発売開始】
TOYOTA/ALPHARD&VELLFIRE トヨタ/アルファード&ヴェルファイア(30系)
Lクラス市場を席巻している30アルファード&ヴェルファイア。なかでもアルファードの人気は凄まじく、2015年の初登場時点では両者の人気は拮抗していたが、2018年のマイナーチェンジ以降はヴェルファイアを圧倒。3月までの直近1年間では、ヴェルファイアが約1万5000台に対し、なんと約10万6000台以上も販売と、モデル末期といわれるなかで人気は衰えていない。その数はなんとフィットよりも多く、ミニバンでは断トツの1位となっている。
そんななかで行われた今回の一部改良。改良点は複数あり、これまでSやXといったベースグレードに装備がなかった「ワンタッチスイッチ付きの両側パワースライドドア」や「アクセサリーコンセント」といった便利機能が、全グレードに標準化された実用性向上がまず1つ。
続けて送迎車など、法人需要が極めて高いもっとも豪華なアルファード「エグゼクティブラウンジ」系の助手席ヘッドレストを前側に倒れる“可倒式”に変更し2列目からの開放感を上げた。カラーは7色から5色へ縮小し、Gグレードを廃止している。ゴールドをさり気なくあしらった木目等の加飾がウリの「タイプゴールドⅡ」を、“特別仕様車”として新たに設定した。
一方のヴェルファイアは、これまで特別仕様車として人気のあった「ゴールデンアイズⅡ」を、唯一の“通常”グレード化と選択肢を大幅に縮小。標準やエアログレードという概念がなくなり、エンジンはハイブリットとガソリンがあるが2.5Lのみ、定員は7人乗りのみ。ボディカラーもブラック(202)とホワイトパールクリスタルシャイン(070)の2色だけの設定となった。
さらに変わったといえば新車カタログ。今回から2台で1冊の、まとめた仕様に変更されている。
特別仕様車
【SPECIFICATION】
<アルファード>
359万7000円〜775万2000円
<アルファード 特別仕様車 S”TYPE GOLDⅡ”>
424万円〜508万8400円
<ヴェルファイア>
424万円〜508万8400円
ディーラー直系エアロ“モデリスタ”も販売中
【PARTS SPECIFICATION】
フロントスポイラー 9万4600円
サイドスカート 8万5800円
リヤスタイリングキットA 11万5500円
※スモークメッキ仕様