共通アイテムを上手く使い、イメージ通りの仕上がりに
これまでにメルセデスベンツGクラス、ランドローバーディフェンダーなどをオマージュしたジムニー「little」シリーズで人気のダムドから、第4弾、第5弾となる新なる刺客が放たれた。イタリアンレッドのボディで情熱的なイメージに仕立てられる「little Δ(リトルデルタ)」は、文字通り、ランチア・デルタHF インテグラーレをオマージュ。異径4灯ヘッドライトと力強いフロントグリル、垂直に立てられるリアウイングなど、実車の特徴を再現。一方、フレンチブルーにペイントされた「little 5(リトルサンク)」は、WRCで活躍したルノー5ターボをオマージュ。四角いヘッドライトにワイドなオーバーフェンダーを再現する。また、どちらにもWRCなどで装着されたOZレーシング・ラリーレーシングをセット。この2台に合わせて開発されたジムニー(5.5J×16+20)用の5H/139.7サイズがOZレーシングから、ジムニーシエラ(6.0J×16−5)用の5H/139.7サイズがダムドからリリースされる。
実はこの2台、フロントグリル周りのみが専用開発のアイテムとなり、フロントバンパー、オーバーフェンダー、リアバンパー、リアウイングは共通アイテム。ペイントの塗り分け方により、同じアイテムでも全く違ったイメージに仕上げられる。リアウイングも可変式なのだ。パーツ販売、コンプリートカー販売は春頃から予定されている。
メルセデスベンツGクラスの「little G」、ディフェンダーの「little D」、フォード・ブロンコの「little B」とドイツ、イギリス、アメリカのクルマをオマージュ。今作は「little Δ」でイタリア、「little 5」でフランスを制覇することで、世界を旅する「little」シリーズの完成となる。
PHOTO:長谷川 徹 TEXT:清水 勤
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]