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新製品のダイヤモンドはリザーバータンク付きエアサス
足回りに配置したエアバックの伸縮で車高のアップ/ダウンを可能にするエアサスは一昔前まではインパクト重視のイベントカーなど特殊な車両に装着されていた。しかし、今日では快適な乗り心地とファッショナブルなローフォルムが両立できるパーツに進化しており公認車両として堂々とストリートを走ることが可能。エアサスのスペシャリスト、エアフォースでは機械式の廉価版ベーシックキットから電磁弁式のラグジュアリーキット/スーパーパフォーマンスキット、ハイトセンサーが車高を管理するゴールドキットなど600車以上の高品質なエアサスをラインアップしている。
東京オートサロン2024のブースに展示したアルファード/ヴェルファイアにセットされているダイヤモンドはリザーブタンク付きの次世代エアサス。ダンパー内部のガス室を別体のリザーブタンク内に設けてオイル量を稼ぐことで乗り心地を悪化させずにローダウンすることが可能。最高級ミニバンにふさわしい快適な乗り心地を実現している。
公認取得の必要はなし! 新たに加わったエアサポキット
そしてエアフォースのラインアップに新たに加わったのがエアサポキットだ。ベッドキットやシンクを搭載したキャンピングカーなどは、その重みからリアが沈み込んで突き上げ感が強くなっている。そこで沈み込んだリアをエアバックによってリフトアップするのがエアサポキット。エアの充填はガソリンスタンドに設置されているタイヤへのエア充填機で行えるが、エア圧が足りない場合もあるためコンプレッサー&メーターのシステムキットを用意している。エアサポキットはエアバックを追加するだけの構造なのでエアサスのように公認取得の必要はなし。
PHOTO & TEXT:芝 修
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]