現在の交通・道路事情にあわせ各部をカスタマイズ【東京オートサロン2024】

残された当時感にも感涙! 60年選手のコロナがハイドロのローライダーに!

NATS(日本自動車大学校) コロナOG
●1964年製コロナをレストア&カスタム
●全塗やハイドロでローライダー仕様に
●製作半年の力作! いかせる部分は協力純正

イベント後、車検を取って公道を走る予定!

学生ならではの自由な発想で、アッと驚くクルマを毎年出展する「日本自動車大学校(NATS)」。その展示エリアで、往年のクルマ好きを含め、とくに熱い視線を集めたのがこのトヨタ・コロナだ。

ベースは1964年(昭和39年製)のT20型・2代目。ローライダー車としてのフルレストア&カスタムは、現代の交通事情にマッチさせながらの作業となったそう。純正部品を取り外しながら直せる部分は直し、使えない部分は代用品を見つけと、部品が入手困難なクルマに四苦八苦しながらの作業は、大変だった分、かなり勉強になったという。

鈑金から塗装まですべて自分たちで仕上げた1台で、元々紺だったボディはガンメタとストライプで派手めに全塗。足まわりは純正リーフをはずしスキッパーのハイドロをインスト。内装は天井・フロアともに全面張り替えている。一方で表面処理こそ手を加えているものの、ステアリングやメーターなど、インパネまわりは純正のままという、知る方にとっては懐かしい“当時感”も見所だ。

さらに、1.5リッターエンジンやブレーキ、顔面まわりなどはレストアし純正を維持。ホイールは純正にキャップを被せホワイトリボンタイヤをマッチングと、雰囲気を重視しアレンジ。一方でリアバンパーを大胆に延長しスペアタイヤカバーを追加と、古き良きアメリカンを感じさせる仕様にも挑戦と、視線を集める特徴はボディ全方位に見られる。

ちなみにこのクルマは、イベント終了後、できるだけ早い時期に公認車検を取得予定。ほかのNATS出展車とともに、公道を走らせる予定とのこと!

PHOTO:渡部竜征 TEXT:杉山雄二

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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