ジムニーに対する“熱”は本物!
クラシカルなテイストの8本スポークのデザインが存在感抜群なRSワタナベの『エイトスポーク』。RSワタナベは、昭和42年創業で、いち早くアルミホイールを製造し、マグネシウム製ホイール(現在マグホイールは競技用)をも送り出した実績を持つ老舗メーカー。『エイトスポーク』は、数多の名車の足元を彩り、またサーキットを駆け抜けてきた伝統のモデル。“旧車”のイメージがある人も多いだろう。しかし、実はジムニーにピッタリなモデルも存在する。
その筆頭が『F8』。ややリムが浅く、スポークの抑揚も薄いデザインにはなるが、軽、シエラとジムニーをターゲットにしたサイズをラインアップしているのだ。リム幅が5.5Jなので、確かに『Rタイプ』などワイドリムの製品と比べると立体感の面では劣る。しかしそこはさすがRSワタナベ。しっかりと『エイトスポーク』としてまとめているではないか! カラーも同社のマグ専用色ブラウンニッシュの近似色をオプション設定するなど、“ワタナベ”“エイトスポーク”に相応しい仕上げを狙うことができる点も見逃せない。
一方『Rタイプ』は、深いリム、大胆な抑揚のスポークが特徴。軽モデルへの装着は想定していないが、“ザ・エイトスポーク”と言えるスタイルは印象的だ。他にも復刻仕様バルブキャップも登場し、フロント用のセンターキャップも完成。RSワタナベの、ジムニーに対する“熱”は本物だ。
JB74 JIMNY SIERRA
シエラには抑揚十分な『Rタイプ』を装着。『エイトスポーク』の中でもとりわけ深いリムが特徴だ。“R=レーシング”を意味し、8J±0の設定なので、履きこなすにはワイドフェンダーが必要になる。
8Jというジムニーに履くには圧倒的なワイドなリム幅であるため、リムの深さをアピールできるのが最大の特徴。カラーは標準が“ワタナベブラック”で、オプションで艶ありブラック、マグ色等をオーダーできる。
段付きでありながら、このリム幅を確保している。リムの深さだけでなく、スポークの形状も肉感的で、やや平板な印象の『F8』とは一線を画する。
渡辺家の家紋に由来する意匠のブランドロゴ。自社設計、自社工場で製造しているから細やかな相談にも対応し、キャリパーの逃げ等のチェックにも対応。
JB64 JIMNY
64ジムニーには『F8』を装着した。“エイトスポークらしさ”を十分に備える『F8』は、軽用の16×5.5J+22の他、シエラ用16×5.5J±0の2種類をジムニー向けに用意している。
王道の“ワタナベブラック”(標準色。ややガンメタがかったブラック)で仕上げた『F8』を装着。誰が見ても“ワタナベのホイール!”とわかる造形で、長年愛され続けるデザインである。色のバリエは、オプションを含めると豊富だ。
ゆとりのリム幅を持つ『Rタイプ』と比べると、『F8』のスポークはやや平板に映るかもしれない。しかし“エイトスポークらしさ”は十分! 不足はない!!
赤地のセンターキャップはフロント用も開発! また、自社工場で製造しているため、細かなインセットの変更等ができるケースもあるという。
ディテールまで“ワタナベ仕様”でキメる!
フロント向けのセンターキャップを新規で開発。写真はサンプル品だが、シルバー地と黒地の2種類を設定。総合的に“ワタナベ仕様”でまとめられるようになる。プリントではなく、ブランドロゴを刻み込んだバルブキャップを復刻。高い質感が特徴で、足元に徹底的にこだわりたい人には特にオススメ! 1個550円。
【RACING SERVICE Watanabe(レーシングサービスワタナベ)・EIGHT SPOKE F8】
SIZE | INSET | HOLE | P.C.D | COLOR | PRICE |
16×5.5J | 0 | 5 | 139.7 | ブラック | 4万9500円 |
16×5.5J | +22 | 5 | 139.7 | ブラック | 4万9500円 |
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オプションカラー:リム切削(リムシルバー)、ゴールドメタリック、シルバーメタリック、艶消しブラック、マグ色、レッド、ブルー、イエロー、ホワイトは3300円UP
▷ジムニーに最適な16インチホイール「14選」 まとめはこちら
HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.274 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.13より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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