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5代目EDFCの拡張性も格別!
ドレスアップに欠かせないローダウン。しかし車重があるうえに乗車人数や積載量が多くなりがちなミニバンは厳しい条件下にあるといえる。車重2tオーバーの新型アルファードとなればなおさらだ。
「快適性を損ねずに低いフォルムと軽快な走りを手に入れたい…」というニーズに応えるべくサスペンション専門メーカー、テインがリリースしてきたのがストリート車高調のフラッグシップ『RX1』。ストローク量を変えずにローダウンできる全長調整機能を搭載。さらにフロント側のロアブラケットにキャンバー調整機構を設けるなど、幅広いセッティングを可能にした注目モデルだ。
「先代と比べて純正サスのバネレートはかなり柔らか目。そのぶん縮み側の減衰力を出してクルマの姿勢を制御する方向へと変わってきているようです」と広報担当の小池さん。
しかし限界はあるようでフワフワとした乗り心地なのは否めない。またカーブでは内輪がめくれるような動きが止らずに、不安感や不安定さに繋がっていると指摘する。
そこでRX1では、当たりがマイルドな複筒式ダンパーや16段の減衰力調整機構を採用することで乗り心地のよさを確保。ロールを抑えられるように減衰力を最適化することで高速道路やカーブでの安定性を高め、ワンランク上の走りを実現した。
「フル乗車&フル積載時はバンプラバーにタッチしがちですが、RX1は独自のハイドロバンプストッパー機構を搭載。衝撃をしっかりと吸収するので、乗り心地は快適です」。
ジャーク感応自動制御やAI機能を搭載した新世代の減衰力コントローラーEFC5にも対応し、お得なセットモデルも設定。予算や目的に応じてベストなモデルを選べるのもうれしいポイントといえる。
TIRE:ブリヂストン・アレンツァLX100(245/45R20)
純正車高比 | -35㎜ |
車高調整範囲 | -76㎜(-45㎜)〜-9㎜(-25㎜) |
1ではハイドロバンプストッパーを内蔵。後席でも快適な乗り心地を実現した。
純正車高比 | -30㎜ |
車高調整範囲 | -45㎜(-40㎜)〜-10㎜(-20㎜) |
ストリート系車高調のフラッグシップモデルをインプレッション
最新技術を投入した5代目EDFC
※撮影画像は「フレックスZ」となります。
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年2月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]