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(14)HKS ハイエースをeパワー&バイフューエル化!
一見、よくあるトランボ仕様にモディファイされたハイエースという印象だが、フロア下を覗いてビックリ!なんと、このクルマの正体は、後付けのプラグインハイブリッド車なのだ。2.7リッターガソリンエンジンとプロペラシャフトとの間にはHKS製モーターが組み込まれ、エンジン本体は日産のeパワーのように完全に発電用として活用。その後方には25kw/hの大型リチウムイオンバッテリーが搭載され、走行用の駆動力を発揮すると共に、アウトドアレジャーや万一の災害時などにおける電源供給車としても使用が可能となっている。さらにリアオーバーハング部にはCNG(圧縮天然ガス)/LPG用のタンクも備わり、液体/気体双方の燃料にも対応。現在はあくまでもショーモデルとしての位置付けだが、発想自体は極めて現実的。今後のさらなる熟成に期待したい。
(15)K-BREAK キャラバンを昭和ルックでヤンチャにキメッ☆
ケイブレイクの1BOXブランド「ビーキャス」初のNV350キャラバン“ベビーギャング”は、チンスポやアーチ上げのオーバーフェンダーで昭和の旧車っぽくキメたネオクラ路線。ヘッドライトを鋭いバッドフェイスに豹変させるボンネット&フロントグリルもイメチェン効果絶大なだけに、キャラバン人気を後押しするアイテムとして注目を浴びること間違いナシだ。ツライチがキマったホイールはビーキャスオリジナルの“BEE-Ⅱ”で、サイズは17×10Jをチョイス。
(16)VALENTI 新作の6眼ヘッドライトや会場限定テールなど、新作多数!!
見た目、実用性ともに群を抜く、高品位なライティングパーツを手掛ける名門ヴァレンティ。モデル末期とされるハイエースはいまなおパーツが動く売れ筋車とのことで、会場ではその熱気をさらに盛り上げるべく新パーツが複数発表された。なんといっても注目は純正交換型の新ヘッドライト。既存モデルからデザインを一新したほか、ウインカーを連動する、業界初となるコーナリングランプを搭載した左右6眼ヘッドライトが発表されたのだ。そのほかにも、サロン会場限定やウェブ限定となる特色のテールレンズをお披露目。ブランド初のオリジナルホイール&タイヤを実装したデモカーも出展と、ブース内でも一際多くのギャラリーを集めていた。
(17)TSD Styling/T-style Auto Sales/ARMTH レトロな丸目顔で突き抜けた個性を主張!!
新車コンプリートカー&オリジナルパーツ販売で200系ハイエースの多彩なドレスアップスタイルを提唱する「ティースタイル」。今年の推しは、1960年代のアメ車バン“ダッヂA-100”をオマージュしたフェイスチェンジキットを生かした独創的コンバージョン。その目玉がボディの荷室部をカットしてオープンデッキ仕様のピックアップトラックにモディファイした、その名も「ハイ・トラッキン」。乗車定員と最大積載量はそのままに、ガンガン荷物を積めるティースタイル独自の特装車としてプロデュース。逆反りデザインのリアピラーや下開きと横開きが選択可能なリアゲートなどルックス面も実に凝っているうえ、もちろん公認車検込みの完全合法カスタムとなっている。被らないオリジナリティを求めるならコレっきゃない♪
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年3月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]