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ミニバンの弱点であるロール軽減を実現!
車高調はミリ単位で車高を調整できるから自分好みのツライチセッティングが楽しめるのはもちろん、ダンパーのオイルやスプリングなどを車種に合わせて理想的なスペックで開発しているから純正と比べたら運動性能が格段に向上。街乗りからワインディングまで、あらゆるシーンで気持ち良く走れるのが強みだ。
老舗チューニングパーツメーカーであるHKSもサスペンションの開発に全力を注いでいるが、ワゴン&ミニバンユーザーから高い評価を得ている車高調がハイパーマックスS。全長調整式&減衰力30段調整機構付きと、車高調に求められる機能をしっかり導入。さらに「走り心地」をコンセプトに掲げ、独自の機能を採用して走行性能と乗り心地を高次元で両立している。例えばデュアルプリロードバルブシステムは特殊なシムで圧のかけ方を見直し、低速域から減衰力を発生させてあらゆる速度域でフラットな乗り心地を実現。またモータースポーツでのノウハウを活用したアドバンスドバンプラバーは、段差を乗り越えた際のバンプタッチのキツさを抑えて穏やかなタッチ特性が味わえる。対応車種も着々と増やし、昨年から40アルファード用の開発を進めていたが、ついにデリバリーを開始。
レーシングドライバーの谷口信輝選手もプロトタイプの試乗で「車高が下がっていてタイヤもインチアップしているのに、乗り心地は悪くない。ノーマルだとちょっとフワフワするけど、バネレートが上がっているからコーナリング時のロールが少なくてしっかり踏ん張ってくれる。ギャップを拾った時の衝撃も一発で収まるし、個人的にはかなりオススメです」と好印象。
アルファード&ヴェルファイアに関しては、家族を乗せてドライブに行くケースも多いと思われるが、開発時はフル乗車でのテストもしっかり行っているから安心して装着できる。40アルファードオーナーは要チェック。
ヴェルファイア用も鋭意開発中!!
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年4月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]