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購入者の約8割が選ぶZXグレード! 推しはフルオプション仕様!!
ランドクルーザー300系は、伝統のラダーフレームなど長年培った技術と、トヨタが誇る最新の技術を融合。タフで魅力的なSUVとして発表と同時に注文が殺到し、長い納期待ちが噂されている。
エンジンはV型6気筒3.5Lツインターボガソリンエンジンと、V型6気筒3.3Lツインターボディーゼルエンジンの2タイプを設定。ガソリン車は7人乗り(GXを除く)、ディーゼル車は5人乗り。グレードはガソリン車がZX、GRスポーツ、VX、AX、GXの5タイプ、ディーゼル車がZX、GRスポーツの2タイプだ。
「売れ筋は約8割がZX、残りの2割がGRスポーツで、オンロード派ならZX、オフロード派はGRスポーツという感じです。ZXはガソリン車、GRスポーツはトルクの太さでディーゼル車が人気です」と、教えてくれたのはGRガレージ企画担当の宿女さん。
「ガソリン車はGX以外7人乗りなので、多人数乗車派に人気。また今回3列目シートの格納方法が床下収納式に変わったので、ゴルフバッグなど荷物も沢山積めるという点も見逃せません。GRスポーツは、ダカールラリーへの出場を前提として参戦ドライバーの意見を取り入れた開発が行われ、過酷なオフロード走行にも対応する機能&装備を備えているのが特徴。[TOYOTA]ロゴの入ったグリルやオフロードでもヒットしにくいバンパー、前後スタビライザーを路面状況に合わせて自動的に制御するE’KDSSなど専用装備を多数搭載するオフ系スポーツモデルです。人気色はボディはパールホワイトが断トツで、内装はZXがベージュ、GRスポーツは専用色のブラック×ダークレッドが人気です」。
人気のメーカーオプションは「今まで通りの操作でOKのTコネクトナビを希望される方が多いです。またフルオプション希望が多いのもランクルならでは。ZXはフルオプション+モデリスタエアロというのが定番になりそうな感じです」とのこと。
そんなランクルを賢く入手する方法はあるのか? ランクルは国内はもとより、中東をはじめとする海外でも人気の高いクルマ。つまりリセールバリューが高いので、残価設定ローンの残価設定率が3年で驚きの70%と言われている。例えば730万円(諸費用は別途)のZXなら3年後511万円の残価となり、その差額219万円を3年で払えばOKということになる(金利別)。
その後は新車への乗り換えも可能だし、残価を支払ってランクルにそのまま乗ることも可能。世界的な人気の高さを考えれば、3年後の中古価格が「買った時よりも高くなっていた」ということもあり得るクルマなので、そのあたりはじっくりと検討して行動に移していただきたい。
ちなみに現在(2021年9月時点)で、300系ランクルを注文すると、その納期はトヨタのホームページでは「1年以上となる見込み」となっているが、実際には2年くらいはかかるのでは……という見方が強いようだ。
ZXの内装はベージュとブラックが標準設定であるのだが、パールホワイトのボディカラーにベージュの内装が断トツで多い。
GRスポーツの内装はブラックと写真のブラック×ダークレッドの2タイプ。この赤×黒仕様はGRスポーツのみの設定だ。
ガソリン車7人乗りのサードシートは、200系まではハネ上げ格納式だったのだが、300系では床下収納式に変更。横幅を目一杯使えることから荷物積載性もアップした。
高価なランクル購入者はそこそこの年配の方が多いので、スマホと接続する標準装備のディスプレイオーディオよりも、使い慣れたナビをオプション装備する方が多いそうだ。
取材協力_京都トヨタ自動車GR Garage 京都伏見
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住所 京都市伏見区下鳥羽但馬町104番
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]