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オフロード系でこそ映えまくるMUDVANCE Xシリーズ
SUVやRV、トランスポーターへ向けたアグレッシブなモデルを続々と送り出すウェッズアドベンチャーのMUDVANCE(マッドヴァンス)シリーズ。他とはひと味ちがうインパクトあふれるデザイン性がその人気の秘密で、その無骨なテイストはオフロードメイクを施したジムニーとの相性もバツグン。ワイルドな仕様の切り札として、絶対に注目すべきシリーズだ。
そんなマッドヴァンスの2024年モデルは、これまでにないサプライズな仕掛けが施されているから要チェック。その仕掛けというのが、ディスクの頂点となるリングから外側は同じデザインなのだが、リングより内側のデザインは3パターンが用意されているというもの。つまりどれも同じマッドヴァンスXというモデルなのだが、メインの意匠は好みのものを選択できるというのである。
タイプSは凛とした力強い6本のショートスポークで、その先端がリング部に乗り上げるため伸びやかさも獲得できるのが特徴。タイプMはメカニカルなメッシュスタイルで、交点部に三角のディンプルをあしらうなどモダンで躍動的なスタイリング。タイプFは12本のショートスポークからなるフィン形状で、センター周囲にマッドヴァンスの文字が刻印されるなど、ミリタリーテイストな装いにも使えそうなイメージだ。
3タイプともに共通しているのは、フェイスがコンケイブ形状であることと、リングより外側がショートスポーク×横長の窓になっていること、リムフランジがピアスなしのビードロック調であること。それでもセンターの意匠が異なれば、これだけ雰囲気が変わるのだから、どれを選ぶかは悩ましいところだ。
ちなみに3タイプともにリアには、ジムニー&シエラの純正リアセンターキャップを装着することが可能だ。
シンプルに無骨さが際立つパワー系スポーク「MUDVANCE X TypeS 」
タイプSのセンター部は、シンプルながら力強い6本スポークデザイン。リング部に乗り上げたスポーク先端から、センターへ向かって大きな傾斜を描くダイナミックなフォルムがオフロード感を盛り上げてくれる。フィニッシュで注目なのはザラついた質感が魅力なフリントグレイ。無骨だ。
【MUDVANCE X TypeS (マッドヴァンス エックス タイプエス)】
SIZE | INSET | HOLE | P.C.D | PRICE |
15×6.0J | 0 | 5 | 139.7 | 3万5200円 |
16×5.5J | 22 | 5 | 139.7 | 3万8500円 |
16×6.0J | −5 | 5 | 139.7 | 3万9050円 |
歯車を連想させるワイルド系フィンスポーク「MUDVANCE X TypeF」
タイプFに採用されるのは12本フィンデザイン。フェイスには強い傾斜が与えられており、センター周囲にマッドヴァンスのロゴが刻印されるなど、細身ながらもワイルドさとパワー感はしっかりだ。外周とはスポーク本数が異なるため、歯車感が強いのもオフ感大。注目はフリントブロンズ色。
【WEDS WEDS ADVENTURE MUDVANCE X TypeF(マッドヴァンス エックス タイプエフ)】
SIZE | INSET | HOLE | P.C.D | PRICE |
16×5.5J | 22 | 5 | 139.7 | 3万8500円 |
16×6.0J | −5 | 5 | 139.7 | 3万9050円 |
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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.277 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.14より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]