旧ラリーレーシングのデザインでレトロ感を演出した精悍モデル
F1をはじめとするフォーミュラやCART、ツーリングカーレースにWRCと幅広いカテゴリーへホイールを供給してきたイタリアの名門、オーゼットレーシング。その代表作でありレジェンドといえるのがRally Racing 4×4(ラリーレーシング4×4)。実は当時、WRCマシンのグラベル用として開発された機能最優先ホイール。それが空力的にも優れていたから他ジャンルにも採用が進んだのだが、そのWRでの活躍がオーゼット=ラリーというイメージの浸透に大きな影響を及ぼしたことは間違いない。
そんなレジェンドモデル、ラリーレーシング4×4がジムニー&シエラ用として復活を果たしたのだからジムニー乗りとしては見逃せない。しかも現在のラリーレーシングはリモデル版だが、これは旧ラリーレーシングの形状をそのまま再現。レトロ感ももちろんだが、レジェンドを現行に履けるという事実も大きな優越だ。
きっかけとなったのは東京オートサロンに出展していたダムドの2台のシエラ。ルノー5、ランチアデルタという1980年代にWRCで活躍していたマシンをモチーフとした仕様で、その足元を飾ったのが復活したラリーレーシング4×4だったのである。
レトロで機能美を感じさせるフェイスは、センターがかなり深く立体感もバツグン。サイズもジムニー専用で、サイズによって異なるフェイス形状を採用するなど、フィッティング性も極上だ。フローフォーミング製法を採用しているため、軽くて強いリムに仕上がっているのもポイント。ラリー仕様狙いなら、鉄板だ。
【OZ Rally Racing 4×4(オーゼット・ラリーレーシング4×4)】
SIZE | INSET | HOLE | P.C.D | PRICE |
16×5.5J | 20 | 5 | 139.7 | 4万7300円 |
16×6.0J | -5 | 5 | 139.7 | 4万8400円 |
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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.277 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.14より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]