新型アルファード&ヴェルファイア 「車高調」&「エアサス」イッキ乗り! 【TEIN・RX1 EDFC5 前編】

革新的なジャーク制御のEDFC5がすごい!「TEIN・RX1 EDFC5」は高速域で安定性が格別

2024年4月21日(日)に富士スピードウェイで開催された、モーターファンフェスタ2024のスタイルワゴンブースでは、サスペンションカスタムシーンを賑わす車高調&エアサスメーカー6社・7台の新型アルファード&ヴェルファイアが集結し、同乗試乗会を実施。実際に体感してくれた参加オーナーの声や、各車高調&エアサスのNEWモデルを一挙紹介! 同乗試乗した参加オーナーのリアルな声は、購入前の貴重な意見になるはず!

H.B.S採用で良好な安定性と乗り心地!

車内から減衰力をリモート制御するという革新的なアイデアで、新しいサスペンションチューンの姿を具現化してみせたTEIN(テイン)。電子制御式の減衰力コントローラー、EDFCも5世代目となり、着実な進化を続けている。新たに搭載されたジャーク感応制御はクルマの挙動を先読みして最適な減衰力に自動調整するというから驚きだ。

そんなEDFCばかりが注目を集めがちだが、テインの強みはサスペンション専門メーカーならではの豊富な知見やノウハウを注ぎ込んだダンパーの基本設計の高さにある。今回、試乗したストリート向けのフルスペック車高調『RX-1』も例外ではなく、要となるダンパーには十分なストローク量が確保できる複筒式を採用。

さらに大きなギャップを乗り越えた時などに作用する独自機構、H・B・S(ハイドロ・バンプ・ストッパー)を搭載し、フル乗車のミニバンでも突き上げ感のない快適な走りを実現している。

またフロントストラットのロアブラケットにキャンバー調整機構を設け、アライメントセッティングの幅を広げるなど、アルヴェルユーザーの琴線をくすぐる機能が惜しみなく注入された。

「アルファードの純正サスペンションはコンフォートな味付けで乗り心地も快適です。ただ高速道路での収束性がイマイチという声も少なからずありました。そこでRX‐1では街乗りの快適性を高めつつ、高速域での安定性を高める方向でセットアップしています」と開発課の渡邉宏尚さん。果たしてそのフィーリングやいかに?

■ ホイール エンケイ・レーシングレボリューションRS05RR(20×8.5J+35)
■ タイヤ ブリヂストン・アレンザLX100(245/45) 
■ ダウン量 フロント約-35mm、リア約-30mm
■ バネレート F6.0kgf/mm、R9.0kgf/mm

価格:23万9800円(EDFC5は10万7250円)
※EDFC5とのセットは32万100円〜
対応グレード:全車
構造:全長調整式/複筒式
減衰力:16段階調整(EDFC5装着時最大96段階調整)
アッパーマウント:強化ゴム、純正
車高調整幅:F-76mm〜-9mm(-35mm)、R-45mm〜-10mm(-30mm)
保証期間:3年間または6万km
※()内は推奨車高値。数値はアルファード(2WD)用。一部グレード開発中。

「RX1」のポイントチェック

新型アルファード&ヴェルファイア 「車高調」&「エアサス」イッキ乗り! まとめはこちら

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年6月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

【はじめてのローダウン】乗り心地優先? 低さ重視? 編集部厳選・車高調キット【25選】後編

カスタムに欠かせない足まわりアイテムの中でも、人気の車高調とエアサスを一挙にお届け。ローダウンはもちろんのこと、車高アップを叶えるリフトアップ系のアイテムもあるぞ。

快適な走りとローフォルムを両立する、 40アルファード&ヴェルファイア専用【車高調キット4選】

・快適な乗り心地を追求した「PERFECT DAMPER 6G」 ・マイルドな乗り味が魅力の「DAMPER ZZ-R」 ・新世代コントローラーを採用した「RX1」 ・最強コスパの入門モデル「STEALTH BLACK TWIN」

乗り味が別次元! 高速道路やコーナーでの安定性が格段に向上! テイン車高調キット+40系アルファード

・ストリート車高調のフラッグシップモデル『RX1』 ・複筒式ダンパーや16段の減衰力調整機構搭載 ・AI機能を搭載した減衰力コントローラーEFC5対応

キーワードで検索する

著者プロフィール

stylewagon 近影

stylewagon