唯我独尊なカスタムで、最先端を走るパイオニア!
随分と街で見かけるようになったランドクルーザー300。登場からまもなく丸3年を迎えるが、カスタマイズ車両はかなりの少数派。理由は大きく2つで、リセールを考えると大幅な改造はマイナスになること。そんな中でもKatomiesさんは精力的にカスタム。その内容と先進性は国内でも指折りの充実ぶりだろう。
「目指したのは流行りのオーバーランダーではなく、"クールでイカついゴリゴリのUS仕様"。本気でオフ遊びをするわけではないけど、キャンプ場でカッコよく見せたくて、カスタムにハマっています!」
まず際立つのがそのリフトアップされた車高。SKT OUTDOORのボディリフト(ブロック)で2インチ、OPICサスペンションキットで4インチ、TOYOクロスカントリーで2インチ、合計で8インチ(約20㎝)もアップ。
さらに前後のフェンダーを大胆にもカット。これにオーストラリア製KUT SNAKEの50㎜オーバーフェンダーをセットし、全高と全幅はなんと2mオーバーに。足元には本気のエキップメント、KMCのホイールをインストール。さらにスペーサーによる40㎜外出しで、オーバーフェンダーにマッチした、アメリカンマッスルな雰囲気を醸し出している。
「300のパーツは国内ではかなり数少なく、ディープにカスタムしようとすると、海外製に目を向けるしかありません。とにかくサイトを見まくって、ネタを収集。あれこれ吟味した上で、輸入しています。今となっては日本で1,2を争うくらいイジっていると思いますよ」。
購入はオーストラリア/アジア/アメリカが中心。すでに多くのアフターパーツを輸入してカスタムしていることから、ランクルユーザーからの相談や問い合わせも多いそうだ。
300系のトレンドリーダーというべく存在となったKatoniesさんだが、カスタム歴は2年。キャンプイベントで見たクロカンカスタムにインスパイアされたのがカスタムにのめり込むきっかけ。
最初はハイラックスだったそうだが、「ガッツリやっている人も多く、突き詰めていくとどうしても似てくる。今からやって、より個性を打ち出せるのは300だ」と、乗り換え。
ハイラックスの売却費用をすべてカスタムに注ぎ込み、一気に最終形まで仕立てたそうだ。
「とにかく人のやっていないことをやりたい。目立ちたい思いで急ぎ足で駆け抜けてきました。四駆乗りからの視線を感じる瞬間はやっぱり気持ちいいですね」。
モディファイはこれで終わりではなく、現在はAFNのアイアンバンパーをオーダー済み。さらに迫力マシマシのスタイルがまもなく披露される予定!
Katoniesさんのカスタマイズに対する思いは深まるばかり。情熱は止まらない。
SPECIFICATION
WHEEL: KMC KM552 IMS(8.5J ×17-10)
TIRE: オープンカントリーMT(35/12.5-R17)
EXTERIOR: ライノラックパイオニア6ルーフラック、PIXBOX&マウントブラケット、
BAJA DESIGNライトポッド、ワンオフボンネットライトステー、グリルマーカー、オーバーフェンダー、CURT製ヒッチメンバー
INTERIOR: ギャングスイッチ8ボタン、シートベルト運転席側ブルーに交換NEWing製、オーストラリア製ダッシュボードマット、CGC製専用リアラック&インナーメッシュラック
SUSPENSION: OPIC車高調製式別タンク式減衰調整3インチリフトアップサス、SKT OUTDOOR2インチボディリフト、
OPICリアコイルスプリング、ICONビレッドアルミアッパーアーム、
JAOSラテラルロッド、SPDクリエーションデフカバー、ワンオフスタビリンク
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STYLE RV(スタイルRV) Vol.177 トヨタ ランドクルーザー300/250&レクサスLX より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]