所有欲が満たされる、唯一無二の頼れる相棒!
これまでランクルの弟分とも言えるプラドでアウトドアを中心としたカーライフを楽しんできたクルクルさんだったが、待たされ過ぎてオーダーした事実すら忘れかけていたGRスポーツが突如として納車される展開に。待ちに待った300系だけに喜び勇んで乗り回すのも一興ではあるものの、そこはグッと我慢して絶対の信頼を置くトップブル・カスタムワークへ直行。すぐさまセキュリティシステムを組み込むと同時にプロテクションフィルムをボディ全面に施工し、あらかじめスタンバらせていたホイール等のカスタムパーツをフィッティングさせる作戦を決行する。
これによりランクル乗りにとって最大の懸念点である盗難対策を納車早々にクリアするばかりか、これから長い付き合いになるであろう相棒の内と外から安心感を得ることに成功。この時点でセキュリティシステム、プロテクションフィルム、理想のアルミホイールというクルクルさんにとっての三種の神器をゲットしている。
その後は脳内でシミュレーションしていたカスタムレシピをじっくり実践していくプロセスを楽しむのみ。仕事の合間をぬってはフロントグリルのエンブレムを塗装してみたり、ネット通販であやしい小物パーツを物色してみたりと悠々自適。なのかと思いきや、ここからギアを一速上げてくるのがクルクルさんなのでありました!?
三種の神器を手にしたクルクルさん、その後は細々とカスタムを楽しむのかと思いきやアクセルは全開。
オフロードの王者らしいフォルムを得るためリフトアップを志すにあたっては、同ジャンルの車高調メーカー最大手であるブリッツに打診。自らの相棒をドナーとして提供することで開発作業に協力し、32段階の減衰力調整と全長調整機構を合わせ持った理想の足まわりを具現化。オフロードにおける走破能力はハナから約束されたランクルではあるものの、大径ホイールやワイルドなマッドタイヤを組み合わせたシチュエーションにおけるグッドルッキンをモノにする。ちなみに該当車両ではホイールや全体とのバランスを考慮して、1.5インチ(ノーマル比4センチ)ほど車高をアップさせているとのこと。
また、実際にオートキャンプに出向いた際には扇状に展開するバットウイングタイプのサイドオーニングを欲し、理想形が世の中に存在しないのであれば造ってしまえ!と常日頃のコネクションをフル活用して製品化。現在は自らフィールドテストを実施して細かな不具合解消や仕様変更を積み重ね、市販化へ向けた最終調整を実施中だ。
何もかもがボーダーレスな現代社会、良質なプロダクトが新たにドロップアウトするのであれば僕らユーザーサイドはウェルカム。このポテンシャル、今後も要チェックですよ。
SPECIFICATION
WHEEL ワーク・クラッグ LCG(18×8.0J)
TIRE ヨコハマ・ジオランダーX-AT(285/65-18)
EXTERIOR フロントランナールーフラック、MAXTRAXリカバリーボード、
AVAGEARユーティリティボックス、AUXBEAM LEDライトバー&ボンネットライト、
LADDER FRAMEバグガード、SAFARIシュノーケル、エンブレム塗装、
MAXTRAXマウント、ROTOPAXマウント、ジャオスマッドガード
INTERIOR フルカーボンステアリング
TUNING ブリッツ ダンパーZZ-R リフトアップ車高調
▷ランクルオーナーの日常 まとめはこちら
STYLE RV(スタイルRV) Vol.177 トヨタ ランドクルーザー300/250&レクサスLX より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]