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オンもオフも狙えるカスタム幅の広いSUV
新型RAV4インチアップAtoZ
TRD&モデリスタのデモカーを使って合計39本ものリアルホイールマッチングをしたことで見えてきた、RAV4に最適なホイールセッティング。今回はそのポイントをじっくりチェックしてみよう。RAV4のリアルホイールマッチングは記事最下段のリンクをチェック!
純正ホイールサイズは17/18/19inch
ひと昔前の純正ホイールといえば、デザイン的に味気ないアルミホイールが多かった。しかしここ最近の純正ホイールは明らかに変化してきた。軽快なスポークデザインや切削処理で華やかに演出したカラーリング、そしてサイズも大口径化が進んでいる。RAV4のアドベンチャーグレードは純正で19インチだ。しかしそんな現状だからこそ、ホイールを変えることで個性がより主張できるし、自分だけのスタイルを楽しむことができる。また純正の大口径化が進むことで、装着可能なホイールが増えるということも考えられるので、まずはホイールのインチアップを考える僕らにとって、実は嬉しい傾向!?
ノーマルをチェック
グレード:HYBRID G
売れ筋グレードになりそうなHYBRID Gは18インチ。ベースグレードとなるXは17インチが標準。純正ホイールが大きくなったとはいえ、RAV4のボディサイズを考えると、17/18インチはやや物足りない感じ。
純正ホイール:G系=18×7.0J+35 X系=17×7.0J+35
純正タイヤ:G系=225/60-18 X系=225/65-17
ホール/PCD:5/114.3
グレード:Adventure
専用バンパーでオフロード感の強いアドベンチャーは純正19インチ。ディスク中央をコンケイブさせるなどかなり細部まで作り込まれる。アドベンチャーグレードにはアグレッシブなホイールが似合いそうだ。G“Zパッケージ”も19インチが標準。
純正ホイール:19×7.5J+40
純正タイヤ:235/55-19
ホール/PCD:5/114.3
サスペンションはフロント同軸、リア別体式
コーナリングや荒れた路面でも快適な走りを追求されたRAV4。フロントはバネとショックが同軸のストラット、リアは別体式のダブルウィッシュボーンの採用となる。つまりリアはローダウンすることで自然とキャンバーが付く構造。オフ系がクローズアップされがちなRAV4だが、ベッタベタのストリート仕様も面白そうだ。
インチアップに重要なタイヤ外径は741㎜
インチアップの基本はタイヤの外径サイズを変えないということ。この数値が大きく変わると、スピードメーターに誤差が出てしまう場合もある。アドベンチャーの19インチがタイヤ外径741㎜。一般的なミニバンよりもやや大きい。選択するホイールサイズによって変わってくるが、基本的には適正なタイヤサイズを選びたい。
インチアップの推奨タイヤサイズ
インチ | サイズ | タイヤ外径 |
22インチ | 255/35-22 | 737.8ミリ |
21インチ | 255/40-21 | 737.4ミリ |
20インチ | 255/40-20 | 738ミリ |
インチダウンの16inchからインチアップの22inch 選択肢はかなり広い!!
ホイールのインチアップではなく、インチダウンしてゴツゴツしたオフ系タイヤを組み合わせる、RAV4にはそんなスタイルもよく似合う。つまりオフ系のインチダウンなら16インチ、ストリート系のインチアップなら22インチまで選択肢として考えられる。ただし、デザインによってホイール内側がキャリパーなどに干渉してしまう恐れもありそう。今回のマッチングでは、16インチから22インチまで、装着はほぼ問題無く、ステアリングを全開できっても、フェンダー内側が大きく干渉するということはなかった。とはいえ購入前のサイズ選択は慎重に。
サイズによっては、キャリパーとスポーク内側のクリアランスがギリギリな場合もあった。
※タイヤ&ホイールの装着は、車両の個体差、足まわりのダウン量の違い、装着するタイヤサイズなどによって、紹介しているサイズ、インセットでも車体と干渉する可能性があります。実際に装着する場合は、十分にマッチング確認をとり、自己責任のうえで装着するようにして下さい。
【全7回連載】 オフ系かインチアップか! 39種類のホイールを実装着してみたよ! 新型トヨタRAV4最速カスタム
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