乗り心地改善に特化、イメージは「セルシオ」⁉

アルファード&ヴェルファイア用として開発されたKWのV3レベリングは、車高はほぼノーマルのままで、快適性を大きく引き上げることができる話題のダンパー。そんなV3レベリングにいよいよ待望のハイエース用が新設定。商用車ベースであるだけに、どれだけ快適性を高められているのか、段差の乗り越えなどの不快感がどこまで抑えられているのかは、やはり気になるところ。その乗り心地、運転席に飯田、助手席に谷口のコンビが実際に確かめてくれた。

1BOX公道インプレッション

カードレスアップの情報を発信するWebサイト・車のドレスアップ・カスタム情報メディア

https://motor-fan.jp/stylewagon/article/tag/1BOX%E5%85%AC%E9%81%93%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

飯田は「いろんなレーシングカーに乗ってきて、KWはスゴいと思ってる。それがハイエースでどうなのかは楽しみ。個人的にKWの良さをスゴく知っているので、ものすごく期待してます」と意気揚々で峠道へと走り出していった。

すると飯田が早速「やっぱいいわ、なんなんだコレ、ハイエースじゃないね」と感嘆の声。谷口も「もうすでに違うね。なんだろう、セルシオ感がある(笑)。乗り心地がいいし、コーナーがすごくいい。ステアリングレスポンスもいいですよね」と終始驚いていた様子だ。

ハンドルを握った飯田は「興奮した。乗り味は高級車。トヨタっていうよりレクサスって感じ。言いすぎ? バンプを乗り越えるときも嫌な突き上げ感がないし、バンプ、リバンプ本当によく動く。嫌な微振動もないですし。荷物とか、逆に積んじゃった方がいいかもね」と絶賛。谷口も「ハイエースがセルシオに近付いた感じ。ハイエースはサスペンション競争激しいけれど、他のメーカーとは考え方が違って、快適性、乗り心地に振ってる印象。とにかくやわらかい、乗り心地が。ロールした後にもう一発切り込むともうひとストロークがあってね。曲がったロール感と舵角の感じと、セルシオっぽいと思いましたね」。

PRICE 「KW V3 leveling」
■価格:34万4300円
■対応:200系ハイエース

▷試乗動画は下記YouTubeでチェック!

1BOX公道インプレッション まとめはこちら

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年12月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

ハイエースが乗用車並みに静かに! 「快適車中泊パッケージ」は乗り心地もアップするコンプリートプラン

アウトドアとハイエースは切っても切り離せない関係。 広々とした荷室は、車中泊やキャンピングにも最適だし、 リフトアップカスタムでアウトドアな雰囲気を楽しめるパーツも豊富だ。 そこで200系ハイエースの最新アウトドア&キャンピング仕様を集めてみました。 これからのシーズン、外に飛び出したくなること間違いなし!

「ディーゼルのハイエースで700km走れて感動です!」低燃費でパワフル! ECUチューンって一体なに?

ベースが商用車というキャラクターから、純正はお世辞にもいいとはいえない乗り味のハイエース。しかし、それら丁寧に解消していけば、見違えるほどの乗り味に生まれ変わる。早速、サスペンションを中心とした、ハイエースを気持ちよく走らせるためのチューンアップ最新事情にクローズアップ!

マイナー後の新型キャラバン、もしかしてハイエースよりワイルドになれるんじゃない?

今、働くクルマとして、趣味グルマとして注目度が急上昇中のニッサン・E26キャラバン。1BOXならではのボクシーなフォルムと精悍さ溢れるフェイスに、広大な室内空間とくればカスタム映えが約束されたようなもの! 見た目重視や車中泊系、そしてお仕事系と、幅広いニーズにハマる最新のキャラバンカスタムの数々をお届け!