キャラクターは「生活実用の道具」! トヨタ・ランドクルーザー250徹底解剖【エクステリア編】

8000台はすべて完売!! プラドから脱却して新境地へ!「トヨタ・ランドクルーザー250」はより身近な存在に

ランクルのエッセンスはそのままに、気軽に楽しめたプラドの後継として登場した250。型式が車名になったことに加え、デザインもスクエアで未来感あふれるものへと変身した。ランクルファミリーの中核モデルに迫る!

今年4月にランクルの中核モデルとして新登場

1951年に登場した「トヨタBJ」をルーツとするランドクルーザーは、3つの流れに分類されるが、そのなかでライトデューティモデルが2250となる。その生い立ちは少々複雑で、1990年に70シリーズをベースに生まれたライトデューティモデルに端を発する。サブネーム「プラド」とともに70から分離独立して90→120→150シリーズと独自進化。今年4月にランドクルーザーの中核モデルとして今回新登場となった250へと継承された。

 「プラド」の名前が外されたのは時代とともに高級・豪華路線にシフトしているランドクルーザーの本来あるべき姿とはなにかを考え直し、車名を全車「ランドクルーザー」に統一したたため。その上で250はランドクルーザーの「生活実用の道具」という役割をもつ。ちなみに300シリーズは「象徴的存在」、70は「普遍的価値」とポジションがより明確化され、基盤は盤石となった。

確かに250のキャラクターが「生活実用の道具」というのはうなづける。歴代ランドクルーザーの特徴であるキャビンバックワードプロポーションを採用。オフロードでも路面を見下ろしやすいように一段低くクランクさせた水平基調のベルトラインや、岩などとの干渉を避けるため削り取られたサイドドアパネル。さらにはオフロード走行時の破損リスクを考慮してランプ類は中央の高い位置に配置されたり、破損しやすいコーナー部のみ交換可能な分割式バンパーなど、ランドクルーザーがこだわってきたシンプルで質実剛健な機能美に溢れている。

エンジンはガソリンとディーゼルを用意

グレードは3種類

ボディカラーは全6色をラインアップ

ZXは20インチ、VX&GXは18インチの設定

8000台限定のファーストエディションは既に完売!?

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「ランドクルーザー購入ガイド」より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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