オンロードの悪路走破性&乗り心地とオンロードでの操縦安定性を両立
ランドクルーザーの本来あるべき姿とはなにかを考え直し、タフなオフロード性能にも磨きがかけられた。
300シリーズと同じGA-Fプラットフォームや、センターディファレンシャルにトルセンLSDを使った4WDシステム。前=ハイマウントタイプのダブルウィッシュボーン/後=トレーリングリンク車軸式のサスペンションといった基本コンポーネンツを300と共通で採用する。つまり走破性は極めて高い。その一方で、エンジンについてはすべて直4でV6は廃止。2.8Lディーゼルターボと2.7Lガソリンの2種類としている。
このほか、スイッチ操作でフロントスタビライザーのロック/フリーを切り替えて、オフロードの悪路走破性&乗り心地とオンロードでの操縦安定性を両立させるSDMや、路面上に応じて6つのモードで走行を支援する最新のマルチテレインセレクトなど、最新装備も多く搭載している。
■フルタイム4WD
センターにトルセンLSDを採用。フルタイム4WDをセレクトすると路面や走行状況に応じて、前後のトルク配分を最適にコントロールする。通常は前40:後60となっている。
■ダウンヒルアシストコントロール+クロールコントロール(ディーゼル車に標準装備)
今やクロカンの基本装備とも言えるシステムを装備。車両重量は軽く2トンを超えるだけに、悪路の坂道で大きな威力を発揮。スイッチひとつで高い安心感が得られる。
■電動リヤデフロック(ZXに標準装備)
後輪がスタックして空転してしまった状態で、左右輪をスイッチひとつで直結。空転している反対側の車輪に駆動力を伝えることで、脱出が可能になる。走破性を高める装備だ。
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「ランドクルーザー購入ガイド」より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]