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ABS/AES素材を用意し、塗装のあり・無しも選択できる!
「エムズスピード阪南工場」の設立により、完全自社生産によるエアロパーツ製作を可能にしたエムズスピード。最新の設備が導入された工場を本企画でもレポートしたが、1枚の板(ABS/AES素材)が次々と製品化されていく現場の様子は圧巻だった。そんなエムズスピードの製品は、“3D CADデザイン”によって開発されるため、ミリ単位のデザインが追求され、フィッティング精度も非常に高く仕立てられている。なおかつ塗装のあり・無しを選ぶことができ、塗装無し製品であればコストを抑えることができる。そして何よりも、DIYビギナーでも自分で取り付けられるよう設計に配慮しているため、プロショップ等に取り付けを依頼せずに自分で取り付けられるパーツを次々に開発している。結果、ネットショッピングで購入して、自分で取り付けるという購入者も増えている。
そんなエムズスピードの製品で、DIYビギナーでも簡単に取り付けられるかを検証してきた本企画。3回目となる今回は40アルファード専用の「リアウインドウガーニッシュ」の取り付けに挑戦。取り付ける場所はリアサイドウインドウの後方部分で、基本的には何もない部分。ここに5つの立体フィンがデザインされた「リアウインドウガーニッシュ」を取り付ける。製品はABS製とAES製が用意されており、塗装のあり・無しも設定されているので、目指すスタイルや目的に合わせて選べるようになっている。
リアサイドウインドウ後端へ、ズレなくピタリとフィットする!
【エムズスピード・リアウインドウガーニッシュ】
対応:40アルファード
価格:1万8480円(AES製 シボ加工のつや消しブラック仕様[塗装不要]/カーボン柄ブラック仕様[塗装不要])
2万1560円(ABS製 表面アクリル/グロスブラック仕様[塗装不要])
いずれはボディキットの装着も簡単にできる設計に!?
塗装不要で装着できるリアウインドウガーニッシュやフロントグリルは、サイズがコンパクトなので1人で作業しても取り付けられるが、フロントスポイラーなどといったサイズが大きなボディキットは少々難易度が高い。ボディや製品に傷がつかないよう注意するためにも、2人で作業するのがおすすめ。また製品によってはLEDデイライトなどが付属するため、配線作業が必要となる。どこに接続するのか? どこに配線を通すのか? など専門的な知識が必要になるため、無理せずプロショップ等にお願いした方が安心だ。現状全ての製品が自分で取り付けられるというわけではないが、エムズスピードではボディキットの取り付けもより簡易的にできる設計を目指している。いち早く“3D CADデザイン”によるエアロ開発を導入した同社であれば、そう遠くない未来で実現するかもしれない。
▷「ドアミラーカバー」の取り付けはこちらから
▷「フロントグリルガーニッシュ」の取り付け方法はこちらから↓
▷「エムズスピード阪南工場」製作現場見学編はこちらから↓
[スタイルワゴンドレスアップナビ編集部]