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250はトヨタのサブスクKINTOで購入すれば早い納期が見込める!?
世界的な人気に加え、新型コロナの影響による半導体不足やパーツの供給不足などなど、様々な要因が絡み合って、納車が進まず、注文停止状態に陥っているランクルブラザーズ。トヨタ自動車のウェブを見ると、ランクル300はウェブページの最初に 「生産能力を大幅に上回る注文」により注文停止中の表示が、ランクル250と70は工場出荷時期目処の案内を見ると「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっていて、ランクルブラザーズはいったいいつになったら購入できるのか? と思っている方もたくさんいるのではないだろうか。そこで本誌ではランクルに強いトヨタディーラー「京都トヨタ 伏見店」を直撃。納期の現状から、人気グレードや色、オプションなど、皆さんが知りたいと思われる情報を集めてきたのでご紹介しよう。
まずは納期について。お答え頂いたのは京都トヨタ伏見店 営業主任の西村 健さん。「ランクル300は、2021年の初期受注に対して納車できていないものがまだ少なからず残っています。現在は少しずつですがその数を減らしていってる状況で、新規の注文は受け付けていない状況です。250と70に関しては、メーカーからの納車数が決まっていて、納車数が少ないので、現在はこちらも注文は受け付けていない状況です。
ただし250に関してはトヨタのサブスクKINTOで購入すれば、ガソリンで2〜3カ月、ディーゼルで6〜9カ月の納期で購入できるようです。早く250に乗りたい方はこれを狙うのも手かもしれませんね」。
ランクル300の場合、発表からすでに3年が経つが、それでも納車を待ち続けている人が多いそうで、それは「歴代ランクルに乗り続けていて、どうしても300に乗りたい人や、他に車を所有しているので待てる…という人も多い」そう。納車をじっと我慢して待ち続ける人のランクル愛は半端ないというのが実感だ。それでも早く乗りたいという人は中古車という手もあるが、現状の中古相場は1100万円前後。新車価格の約300〜400万円高となるが、これを納得できるかどうかというところ。
また通常であれば3年経過すれば一部改良などが行われるのだが、250の方が新しい装備(トヨタチームメイトやドライブレコーダーなど)が増えているので、300にもそういった装備を搭載して近い将来販売を再開するのではないか…? というのが編集部の予想。注文済みの人も、販売再開を狙う人もとにかく待つしかない…それがランクルというクルマなのだと今は納得するしかないようだ。
「300の」売れ筋グレード&カラーは?
ランクル300の売れ筋グレードは、断トツでZX(ガソリン・7人乗り)、ボディカラーはメーカーオプション(5万5000円up)となるプレシャスホワイトパール、内装色は注文時に指定が必要なニュートラルベージュという組み合わせ。この組み合わせはリセールバリューも高いことから人気。注文再開時、この組み合わせ以外のグレードや色を選べば、ひょっとしたら早く納車される可能性は無きにしもあらずだ。
【250】の売れ筋のグレード&カラーは?
人気はZXだが納車数が少なく、実際に販売台数が多いのはVX(ガソリン・7人乗り)。ボディカラーはブラックとガンメタ系のアバンギャルドブロンズメタリックが人気。人気のオプションはVXにしか装備できない丸目型Bi-Beam LEDヘッドライト(販売店オプション・18万7000円)を選ぶ人が多い。
【70】人気のカラーは?新色ブラックが話題に!?
【京都トヨタ伏見店】
住所:京都市伏見区下鳥羽但馬町104
電話:075-605-7733
中古車市場はどうなっているのか?
現状、どうしてもすぐに欲しければ中古車を狙うしかない。問題は価格で、300は相変わらず1000万円超え。ただし、以前あった並行輸入車は見かけない。250は800〜1000万円程度で、70も1000万円程度だ。つまりどれも新車価格の大幅超え。300の上がり幅が小さいのはタマ数が増えているから。気になるのはどのモデルでも距離がかなり少ない未使用車が多いことで、250で顕著だ。出どころは誓約書無視の転売ヤー以外にも、いろいろとルートがある。高い分、リセールもいいので損をしないというのは某中古車店のコメントだ。
TOYOTA・ランドクルーザー購入ガイドより
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]