世界が焦がれる国産鍛造、その強さと軽さも武器
現在からちょうど30年前となる1994年、スポーツカーからセダンまでの幅広い車種で定番として愛されたボルクレーシングのGr・AエボリューションⅣは誕生した。その遺伝子を受け継ぎつつ、ボディマスもタイヤ外径も大きくなった現代のプレミアムカーたちに向けてリメイクされたのが、このボルクレーシングG29。21インチオンリーの設定となる温故知新な王道メッシュは、40アルファード&ヴェルファイアの車格を高めるのに十分なポテンシャルを秘める。
スポークとフランジ部をつなげて一体化した9交点メッシュは、エボリューションⅣの美しいアール感を絶妙に再現。しかも軽快で伸びやかなフィニッシュだから大口径感も強く、極細ながらも鍛造ホイールらしい力感にも満ちる。
センターパートは往年の銘品を連想させる、スピンドルパッケージ風の意匠を採用。スポークエッジの繊細な処理など、細部の作り込みも高品位。ジャパン鍛造だから強さ、軽さで有利な点も、ヘビー級ボディの40系には好相性だ。
【VOLK RACING G29(ボルクレーシング/ジー29)】
SIZE | H-PCD | PRICE |
21×8.5J〜11.0J | 5-114.3/5-120 | 18万7000円〜19万8000円 |
CONSTRUCTION:鍛造1ピース
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STYLERV VOL.180 アルファード&ヴェルファイア No.22より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]