最高級のおもてなし空間は「車中泊」も最高だった! トヨタ・アルファード

【車中泊&キャンプの相棒探し Vol.1/トヨタ・アルファード】
爆発的なブームは落ち着いたけど、キャンプや外遊びを楽しむ人たちは変わらず多い。キャンプといえば焚き火や料理を楽しんでテントで寝るのが王道だけど、就寝はクルマで車中泊という人も多く、そんな需要に対応するオートキャンプ場やRVパークが増えている。今月から、車中泊やキャンプに最適なクルマ選びを検証する「車中泊&キャンプの相棒探し」スタートします!

凸凹が多いキャプテンシート、意外にも(!?)寝心地も絶品!

第一回目となる今回、車中泊してきたのはトヨタの最高級ミニバン「アルファード」。2023年の発売当初、納車に半年から1年以上かかると言われていた人気車だが、街なかで目にする機会も増えてきた。いますぐ購入できなくても「アルファード」でキャンプや車中泊ってどうなの? と気になっている人も多いはず。というわけで、本企画のトップバッターとして行ってきました。

選んだグレードは2列目にエグゼグティブパワーシートを採用する7人乗り。「最高級のおもてなし」を謳うだけあって、シートの厚みやクッション性など座り心地は極上。アルファードの場合、車中泊のためにシートをフラットにする方法はいろいろあるが、お薦めは2列目と3列目をリクライニングさせるパターン。2列目シートのサイドサポートやアームレストが気になるかと思ったが、難なく横になることができるうえ、寝転んでみると見た目ほどゴツゴツ感はない。ただ寝返りを打つとそれなりの窮屈感はある。一方でSUVや軽自動車のように、厚いキャンプマットなどを敷かないとフロアが硬すぎるということはない。3列目シートを倒した時にできる座面と背面の段差が少々気になったので、マットとタオルで段差を整え、その上にシュラフを敷くだけでぐっすり眠ることができた。翌日の起床時、寝ているポジションがやや下の方へズレていたが、寝心地が悪くて目覚めるということもなく、背中や腰が痛いということもほとんどなかった。アルファードは車中泊しても最高! ということが実感できる一晩でした。

ファーストクラスの後席はシートアレンジで対応

床下収納も活用したい荷物の積載

車中泊したクルマ「トヨタ・アルファード」

【トヨタ・アルファード】での車中泊、編集部的評価は?
リラックス度 ★★★★☆
快眠度    ★★★☆☆
疲れにくい度 ★★★☆☆

今回の宿泊地【サニーサイドオートキャンプ(千葉県山武市)】
天気:曇り(強風)
外気温:就寝時(23時) 5.8°/起床時(6時) 4.0°

車中泊&キャンプの相棒探し まとめはこちら

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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