凹凸無しだから! トヨタ「ランドクルーザー300」で車中泊|フラットで広々空間を持つ5人乗りがお薦め!

【車中泊&キャンプの相棒探し Vol.8/トヨタ・ランドクルーザー300】
今回はランドクルーザーシリーズのトップモデルとなる「ランクル300」で車中泊。前回の「ランクル70」と比較してどうなのか? そのあたりも踏まえて、車中泊の快適性やラゲッジスペースの積載性などをチェックしてみました。

寝る時の頭の位置は後方へ、5人乗りの荷室は凹凸無し!

クロカン4WDの絶対王者として、国内のみならず世界中でその名声が広く認知されているランドクルーザー。現在、70、250、そして300の3モデルをラインアップしており、フラッグシップモデルの位置付けとなる300は、派手な面構えや豪華装備の内装、さらには先進運転機能も充実している。全7グレード、5人乗りと7人乗りを設定しており、今回車中泊してきたのは5人乗りの「GRスポーツ」。

就寝スペースの確保は、前回の70と同じく、後席を座面ごと前倒しするだけで簡単に広々スペースを作ることができるので、これだけでOK。ただ後席をタンブルして格納した際の荷室長は70よりも広い1700m程度(70は1500mm)あるが、身長170cm以上の大人が寝るにはかなりギリギリ。自分が寝るには膝をちょっと曲げなければならず、少々窮屈な体勢になってしまった。寝れなくはないが、窮屈な体勢での睡眠は疲れが残ったり、身体のどこかが痛くなる原因になりかねないので、足をしっかり伸ばせるスペースを確保したい。色々な体勢を試してみたが、ランクル300の最適解は荷室スペースを斜めに使って寝るのが一番快適だった。また5人乗りの場合、荷室スペースの床面がほぼフラットなので、頭の位置を後端側にして寝た方が快適に寝られる。足元側には後席シートの留め具があるので、これはキャンプマットなどを使って処理したい。荷室スペースをうまく使えば、窮屈感もほとんどなく多少寝相が悪くても全然余裕。300での車中泊、快適でした。

後席をタンブル格納するだけで、就寝スペースの完成!

さすがのランクル! ラゲッジの積載能力は申し分なし

7人乗り3列シート車はどうなる?

世界初の専用装備も搭載する特別感満載のGRスポーツ

【トヨタ・ランドクルーザー300】での車中泊、編集部的評価は?
リラックス度 ★★★☆☆
快眠度    ★★★★☆
疲れにくい度 ★★★★☆

今回の宿泊地【西丹沢 大滝キャンプ場(神奈川県足柄郡)】
天気:晴れ

車中泊&キャンプの相棒探し まとめはこちら

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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