目次
向き合い、探し求めた最善手、今や、最高のパートナーに
解けなかった問題が、霧が晴れるように突如解けることがある。ただ、手をこまねいているだけではそうはならない。そのものを考え続けることで開けていく世界。壁を乗り越えたオーナーは、さらなる未来を見据える。
ツーリング用とサーキット用をそれぞれ持つなど、趣味でバイクを楽しんでいたtsumijiさん。トランポ用のクルマが欲しくなり、ハイエースやグランエースなどが候補に上がったものの、最終的にルックスでハイラックスに白羽の矢が立った。ただ、運命のイタズラなのか、購入後トランポにすることはせずカスタマイズの世界に足を踏み入れていくことに。
「デザインはカッコいいんですが、ものすごく前傾姿勢に見えたので改善したいと思ってジャオスのサスを組みました。ただ、上げただけだとタイヤが内側に入っているので、今度は全体のバランスが気になってきて……」。
なかなか思い通りにならない相棒に苦慮しているときに、インスタグラムでgガレージの存在を知る。そして施工車両を見たことで、「gガレージの岩松さんにお願いしたい!」となり一路兵庫県姫路市へ。
「それまでは理想の車両などはなかったんですが、岩松さんが作るクルマはどれも際立って見えました。そこでメンバーダウンなどの足まわりから、サイドステップ、パイプフェンダーなどもお願いしてこの姿になりました」。
まさに片道約12時間かけて足を運んだかいがあったという様子で、改めてハイラックスを見つめるオーナー。今後について話を向けると「ロングトラベルキットを組みたいですね」と即答。パーツ自体はすでに購入しているので、あとはいつ組むかというところだそう。ちなみにハイラックスが固まったことからバイクの再開も考えているそうで、今度は四輪と二輪での二刀流で楽しむ。







押し引きの効いた白黒スタイル!





SPECIFICATIONS
WHEEL:ラグナ・JF-6ディープリップリム(17×12.0J-73)
TIRE:ニットー・マッドグラップラー(37×13.50R17)
SUSPENSION:BTVメンバーダウンキット、ガレージミニッツ2インチボディリフトキット、ジャオス・アップサス
EXTERIOR:バグガード、gガレージ・ワンオフサイドステップ&パイプフェンダー、 GRパーツ・スポーツバー

STYLE RV(スタイルRV) Vol.182 トヨタ・ハイラックス No.2より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]