3列シート車のメリット&デメリットをポイント解説【日産・セレナ編】3列シート車を買いたい

いま売れています! あなたにピッタリな3列シート車は? タイプ別・特徴指南【Mサイズミニバン】編

2列目シート
ひとくちに3列シート車といっても、それぞれに特徴がある。ここからは各タイプにどんなメリットやデメリットがあるのかをチェックしながら、どんなニーズに適しているかを指南していこう。第3回は、Mサイズミニバン、日産・セレナ。

巧みなパッケージングで、広々とした3列目を実現

Mサイズミニバンは、全長4700㎜前後、全幅1700㎜前後の車体サイズを持ち、各メーカーがミニバンの主力モデルを投入しているカテゴリーだ。

代表的な車種は日産セレナのほか、トヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイア、ホンダ・ステップワゴンといったところだ。3列シート仕様は7人乗り(2/2/3)、8人乗り(2/3/3)の2タイプが設定されている。

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限られた車内空間を最大限有効に活用するために、Mサイズミニバンでは、2列目シートのスライド(ロングスライド)や横スライド、チップアップ、タンブルなどを組み合わせ、各車種それぞれで独自のアレンジ機能を備えている。

また、3列目シートの収納については、左右跳ね上げ式(セレナ、ノア)、折り畳み式(ステップワゴン)などを採用し、シートを使用しないときにラゲッジとして有効に利用できるようレイアウトが工夫されている。

なかでもセレナはスライド機能により、3列目を使用したままでもラゲッジを拡張でき、またサブトランクを同時に使用することもできる。

ステップワゴンは3列目シートが収納されていたスペースをそのままラゲッジとして利用できる構造だ。

3列目の快適性を高める装備としては、セレナでは2列目シートに折り畳みテーブルを装備するほか、1列目から3列目の前まで大きくスライドするセンターテーブルが採用されている。

MODELCASE_03 Mサイズミニバン代表 日産・セレナ
e-POWERやプロパイロットに注目が集まるが、セレナの魅力はミニバンとしての能力がクラスのアベレージを超えている点にある。広い室内には乗員の心地よさや使い勝手にこだわった機能が数多く採用されている。

【セレナ主要諸元】
グレード●e-POWERハイウェイスターG
全長×全幅×全高●4770×1740×1865(㎜)
車両重量●1780(㎏)
室内長×室内幅×室内高● 3240×1545×1400(㎜)
エンジン種類●直列3気筒DOHC+モーター
総排気量●1198(㏄)
最高出力●62[84]/6000(kW[PS]/rpm)
最大トル●103[10.5]/3200〜5200(N・m[㎏-m]/rpm)
使用燃料●レギュラー
WLTCモード燃費●17.2(㎞/ℓ)
車両本体価格 ●380万9300円

Mサイズミニバンのポイント解説

ミニバンクラスのベストセラーが勢揃い
大きすぎないボディ、手が届きやすい価格、動力性能と燃費のバランスも良好など、ミニバンに求められる能力が追求されている。セレナを筆頭にヴォクシーといった売れ筋が揃ったミニバンクラスのスタンダードだ。

コストパフォーマンスに優れた家族の味方
実用性、経済性、コストパフォーマンスに優れたモデルが多く、まさにファミリーにうってつけの選択として認知されている。全幅が1800㎜以下に抑えられているが、2列目はもちろん3列目もゆったりと乗車できる。

Mサイズミニバンの○と×

車内が広くて便利に使える家族にベストな選択【 ポイント別CHECK】

(1)乗降性

(2)2列目/3列目シート

(3)使い勝手

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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