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ヘビーユーザーならディーゼルターボ
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大人気のランドクルーザー300。
3列シート7人乗りが必要ならガソリン車を選ぶしかない。
5人乗りならガソリンとディーゼルが選べる。ガソリン車は415㎰/66.3㎏-m、ディーゼルは309㎰/71.4㎏-mと大トルクが自慢だ。
車重は2.5t前後もあり、パワーよりトルクが重要。ヘビーな使用ならわずかだがディーゼルに軍配が上がる。
ただし5人乗りが欲しいとなるとガソリン車はGXの510万円に対し、ディーゼルはZXで価格は760万円となってしまう。
ガソリン、ディーゼルそれぞれの違いをしっかり理解しよう
【ガソリン】
使用燃料●無鉛プレミアムガソリン。燃料タンク容量は80ℓ。仮に170円/ℓで70ℓガソリンが入れるとすれば、1万1900円と諭吉が飛んでいく。
燃費システム●直噴エンジン。マルチホール直噴インジェクタ付きD-4Tを採用。可変バルブタイミング機構、インタークーラー付きツインターボとなる。
エンジン特製●ロングストローク化などによる高速燃焼と高効率ターボが力強い低速トルクを生み、優れたターボのレスポンスを発揮する。
運転感覚●ウルトラスムースでパワーも十二分。エンジンのセッティングがトルク重視なので力強い。また高級セダンのように静粛性も高い
メリット●ガソリンエンジンならではの特徴はやはりスムースさにあり。さらに静粛性が極めて高いこと。高速道路の巡航でも快適に走る。
デメリット●最近どんどん高騰しているガソリン価格。しかもプレミアムガソリン仕様となるとさらに財布への負担は大きくなってしまう。
【ディーゼル】
使用燃料●軽油で燃料タンク容量は同じ80ℓ。139円/ℓとすれば、70ℓ給油したとすると9730円。燃費もわずかにディーゼルが上だ。
燃費システム●仕組みが大きく異なる。高圧噴射を可能にするコモンレール式燃料供給装置して環境性能を高めている。さらにターボをプラス。
エンジン特製●新開発の可変ノズル付き2ウェイツインターボを採用。シングル、ツインターボの切り替えで、低速から高速までレスポンスに優れる。
運転感覚●ガソリンに比べるとさらにトルクフル。低速トルクが太いので重さを感じさせない。静粛性も高いがディーゼル特有の音はある。
メリット●ガソリンよりトルクが太く、重いボディとのマッチングがいい。プレミアムガソリンに比べると軽油はずっと安価で燃料費が安い。
デメリット●どうしてもカラカラというディーゼル特有の音が出てしまうし、振動もある。吹け上がりのシャープさにも欠けるなど、デメリットはいくつかある。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]