匠の技で磨き上げた特別なホンダ車に乗る「Modulo X（モデューロエックス）」【魅惑のワークス系カスタム・コンプリートカー編】

自分好みのスタイルや仕様を目指してパーツを選んで装着するのもいいが、最初から仕上がった状態で購入するのも完成度という点ではありだ。
多くのメーカーで、ワークス系コンプリートカーを展開しているが、その魅力とは？　ホンダ車のカスタムコンプリート、モデューロXをクローズアップ。

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ホンダ車を知り尽くしたエンジニアが仕上げたコンプリートカー

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1976年、ディーラーオプションを中心に扱う会社として設立されたのが「ホンダアクセス」だ。ホンダアクセスは、エアロパーツやホイールなどのブランドとして「モデューロ」を展開している。

ほかにカーオーディオのブランドとして「Gathers（ギャザズ）」もある。パーツははあくまでもディーラーオプションであり、単品販売が主ではあった。

だが、あらかじめモデューロのパーツを組み込む、コンプリートカーを手掛けるようになった。その第一弾が2012年に登場した「Nボックス・モデューロX」。

外装パーツだけでなく、内装も専用となり、さらにローダウンサス装着と、かなりスペシャルな内容だった。その後、Nワンやステップワゴンなどにも続々と設定された。

最新作が「フィットe：HEVモデューロX」。外観はブラックを効果的にあしらい、専用のグリルやバンパーなどでスポーティさを強調。専用アルミホイールはスーパーGTのレースカーに由来するデザインで、軽量さも追求する。

内装はブラック、もしくはブラック×ボルドーレッドの２種類用意し、専用のステアリングホイールやセレクトレバーなどで、スポーティさを演出している。また、足まわりではダンパーが専用品となり、上質でしなやかな走りに貢献。まさにコンプリートと呼ぶのにふさわしいモデルだ。

ホンダのスポーティなイメージを実用車でもうまく引き出すノウハウはさすがだ。

■フィットe:HEV ModuloX／車両本体価格：286万6600円