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アルファードとは明らかに違う個性や特徴に注目せよ
アルファード以外の選択をするときに考えるべきポイントは、アルファードにできることが別な選択でもフォローできること。
たとえば3列シートを備えて多人数が乗車できるとか、荷室に荷物をたくさん積んで出かけられるなどだ。そのうえでクルマの用途や好み、購入予算をふまえ、候補を絞り込むといいだろう。
購入時の決め手としては、やはりアルファードに対してどういった優位点を持っているかも重要となる。前のページでも紹介したようなアルファードの魅力やメリットを理解し、それらを凌駕しているポイントがアルファード以外の車種にあって、その優位点があなたの琴線に触れるようなら、十分に買いの根拠となる。
さらに今どきは、SUVがミニバンに代わる選択として注目されるようになった。なかでもランドクルーザーやランドクルーザープラド、マツダCX-8といった3列シートを備え、多人数乗車を可能にしたモデルは、アルファード以外の選択肢としておすすめ度は高い。
もちろん3列目まで快適に乗れるという点ではアルファードに及ばないものの、都会的なスタイルや走りのよさ、悪路走行がこなせてオールマイティに使えるという特徴は、対アルファードで見たときに強力な優位点だ。
最後にヴェルファイアという身内ライバルもいる。今や1グレードで装備は同じでも、顔つきが違うというのは十分差別化になるだろう。
目的を明確にしてベストな選択を探る、ライバル選びのツボ
CASE1 多人数で乗車する機会が多いなら、3列シート車であることは必須
アルファードを愛車候補として検討していたなら、他車種を選ぶ場合でも、やはり多人数が乗れるという点は押さえておきたい。SUVの3列シート仕様は、ミニバンに比べて3列目が狭くなっているので、常時何人乗車するかとか、3列目への乗り降りのしやすさなどをチェックしておくといいだろう。
CASE2 ドレスアップを想定しているなら、外観の見栄えのよさは重視したい
ドレスアップして個性を主張するとしても、人気車のアルファードの場合、ベースの時点で他人とかぶるし、カスタムの手法もすでにやり尽くされた感がある。しかし、他の車種を選ぶとしても外観の見栄えがよく、ドレスアップの効果がしっかりと得られるデザイン性に秀でたクルマを選びたいところだ。
CASE3 後席に人を乗せることが多いから、乗り心地のよさと快適性ははずせない
運転手の役割を担うことが多いオーナーとしては、走行性能を重視したいところだが、家族や友人を乗せるなら後席の居心地のよさをしっかりと考慮すべきだ。シートの座り心地がよく、使い勝手のいい装備が充実しているのはもちろん、リアエアコンやサンシェードといった機能が備わっていればなおよし。
CASE4 普段使いだけでなくレジャーまで、便利に使えることも大切な要素
ミニバンはもちろん、SUVも全高に余裕を持たせたボディ形状となっているので車内には広々としたスペースが確保されている。荷室のアレンジパターンが多彩で、日常的な用途はもちろん、趣味の道具にも適している。優れた実用性を持つこと、そしてそれをどんな用途に使うかを想定することが肝要だ。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]