コロナを乗り越え2年振りの開催! 東京オートサロンとは違った世界観が楽しめる!【SEMA SHOW 2021現地レポ Vol .1】 公開日 2022/02/05 更新日 2023/07/15 内装・インテリア 著者 stylewagon 昨年はコロナの影 でオンラインのみの開催となったアメリカ最大のカスタムカーショー“SEMA SHOW”。今年は例年と同じラスベガスのコンベンション・センターで2年ぶりにリアル開催された。以前から建設中だったウエストホールという新しい展示スペースも今年から追加され、もともと巨大だった規模をさらに拡大。年を追うごとにカスタムのジャンルも幅が広がっており、伝統のホットロッドはもちろん、ここ数年で爆発的に増加したオーバーランド系のSUV カスタムも粒揃いだった。自由な発想をそのまま実現したハイレベルな展示モデルをご覧あれ! 合計枚数31枚 すべての画像を見る いま一番勢いのあるカスタムがTRUCK & SUV ▶▶▶SEMA SHOW 2021 まとめはこちら https://motor-fan.jp/stylewagon/article/30496/ トヨタブースでひときわ注目を浴びていたのが、タコマをベースにしたキャンピングカーの“TACOZILLA(タコジーラ)”。トヨタのモータースポーツテクニカルセンター(MTC)に所属する有志主導のもとで製作され、70〜80年代のキャンパーをトリビュート。アメリカでは大型トレーラータイプのキャンパーも珍しくないので、「キャンピングカーのダウンサイジング」をテーマに開発されたそう。かなり限られたスペースの中にサウナスタイルのフローリング、ベッドルーム、シャワールーム、キッチン、冷蔵庫、3Dプリンター製のダイニングテーブルなどを装備! さらにトヨタブースでは新型タンドラやタコマなどピックアップの展示が目白押し。スポーツトラックのタンドラTRD PROは、3.5LのV6ハイブリッド搭載で437馬力を発揮。タコマの展示はルーフトップテントなどを搭載したタコマのショートベッドをタコマで牽引するというユニークな発想が具現化されていた。 レクサスのブースにはさっそく新型LXが登場! F SPORT専用の鍛造22インチホイールを装着している。来年以降はもっと激しいカスタムがSEMAを賑わせそうだ。 ホンダのブースにもSUV&ピックアップが登場。アキュラMDXに追加されたスポーティグレードのタイプSは、最高出力が355馬力まで高められたV6ターボを搭載。ピックアップトラックのリッジラインとSUVのパスポートには、悪路走破性を高めたトレイルスポーツが設定されている。 フォードの新型ブロンコの2ドアモデルをベースに、消防レスキューをイメージしたカスタムカー。カスタムメイドのハーフトップとドロップテールゲートを装着し、Crawltek製のウインチなども備える。ホイールはMethod Raceのシリーズ106。 特殊架装ビルダーが三菱ふそうのキャンターをベースに製作・販売している、その名もアースクルーザー。広々としたキャビンには昇降式のルーフトップが装備され、走行時と停車時で室内の高さを変化させることができる。 GMのブースに展示された、その名もシェビー・ビースト・コンセプト! 4人乗りのフルサイズトラックをベースに、シボレー・パフォーマンスのLT4型6.2LスーパーチャージドV8クレートエンジン、GMのデザイン部門がデザインしたカスタムボディを合体! いかにもSEMAらしいパワートラックはPSE HOUSTONが製作したF350。FUSIONバンパー、Wicked Customの12インチ上げ4リンクサス、Amani Forgedの26インチホイールと、ヘビーデューティーのビッグな迫力をさらに磨き上げる力技の連発! ヘビーデューティーなバンパーやサイドステップを開発するボディーアーマー4×4のブースに展示されたスバルのクロストレック(=スバルXV)。同社製のフロントウインチバンパーやルーフトップテントを備え、ノードリルタイプのルーフラックはSpider製を採用。 ノスタルジックなグラフィックが採用されたフォードの新型ブロンコスポーツ。ブロンコがラダーフレームで作られた本格SUVであるのに対して、ブロンコスポーツはモノコックボディのシティ派SUVだ。YAKIMAのルーフラックやRIGIDのライトバーはフォードの純正アクセサリーに採用されている。 一定時間で車高を上げ下げするアトラクション的な展示も話題となった、エアサスメーカーACCUAIRのフォードブロンコ。SUVをシャコタンにしちゃうのもSEMAでは当たり前!? フォードの新型ピックアップトラックであるマーベリックのカスタム。もともとマーベリックという車名は70年代に販売されていたFRのコンパクトセダンに採用されていたのだが、こちらは往年のレーシングカーをイメージしてカスタマイズ。3Dプリンターで製作されたフロントスポイラーや20インチの鉄チンを覆うエアロカバーを装着。ISCの車高調でベッタベタのローダウンも実現! GMCのブースにはEV化されて新たなデビューを飾るハマーが登場。年間5戦で戦われたオフロードエクストリームEレーシングシリーズに出場したラリーカーも展示された。 これぞ新世代のスタンスか!? AMゼネラル製のハンヴィーM1123をベースにHopposのハイドロサスでローダウン。クルマの本来の用途を無視したフロントキャンバーがエモい! オフロードタイヤメーカーのAtturoタイヤのブースに展示されたのは、後2輪の操舵システムを備えるシルバラード。タイヤのトレッドを見せることを兼ねた巧みなディスプレイに感心。 新たに建設されたウエストホールの前に展示されたシャコタンラングラー。アメリカではハミタイは違反ではないものの、前後ともオーバーフェンダーにスルリと収めるクリーンな仕上がり。 https://motor-fan.jp/stylewagon/article/30433/ [スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部] キーワードで検索する検索 シェア 投稿 ブックマーク # LX600 (28)# SEMA (2)# SEMA SHOW (23)# SEMA SHOW 2021 (3)# SEMAショー2021 (3)# USDM (62)# XV (21)# アキュラ (1)# キャンター (2)# クロストレック (15)# タコマ (8)# タンドラ (5)# ブロンコ (3) 著者プロフィール stylewagon 続きを見る