ノア&ヴォクシーの真っ向ライバルである、ステップワゴンもワールドプレミアとしてその概要が発表された。取材する機会を得たので、早速実車についてレポートをお届けしよう。原点回帰なコンセプトとスタイルで、箱形ミニバンの元祖としての本領が発揮されている!
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この春発売が予定されている6代目ステップワゴンが1月7日、初公開された。ホームページではすでにその一部がお披露目されていたが、満を持しての今春発売に向けてのジャパンプレミアだ。そのプロトタイプを、スペックや具体的な装備などは非公開ながら、撮影する機会を得た。 歴代のステップワゴンでは標準車にはキャラクターネームが与えられていなかったが、今回の6代目から新たに「AIR」が誕生し、「SPADA」との2本だてとなった。ボディは全幅が拡幅され3ナンバーサイズとなりそう。いずれも過度なキャラクターラインは控えられているが、Bピラーを頂点に前後が絞られ、上から見れば樽形シェイプとなり、単純な箱形とは異なる抑揚が与えられている。 気になる2台のキャラ分けは「SPADA」は従来どおりのクールさを継承しながらさらなる上質感をプラス。一方、新設の「AIR」はシンプルさの中に特別感を抱いたデザインで、内装も含め誰もが親しみやすいファミリーカーの印象だ。 パワーユニットについてはe:HEVとガソリンの2タイプとなり、新型では「SPADA」だけでなく「AIR」にもe:HEVが用意される。 弱点だったエクステリアデザインとシートアレンジに磨きをかけたという新型ステップワゴン、そのターゲットはもちろん、ひと足先に新型デビューとなったノア/ヴォクシーだ。
素敵な暮らしを届けるLife Expander BOX.
STEP WGN AIR 「#素敵な暮らし〜Life Expander BOX.」をコンセプトに“ミニバンとしての本質・本物感を追求した”という「AIR」は“安心”と“自由”というふたつのキーワードを追求したデザインだ。しっかりとした足まわりに支えられた走りがもたらす自由の表現や、安心感を与える広いキャビンなど親しみのある仕上がりだ。
端整でクリーンな顔立ちの「AIR」は、シンプルな中にも特別感が表現されたデザインだ。サイドビューでは高められたベルトラインや太いピラーなどによりしっかり感を演出。リアは縦型テールライトによる初代や2代目へのオマージュなど、ミニバンとしての原点回帰が感じられる。ボディカラーは専用色の「フィヨルドミスト・パール」など全5色。
豊かな暮らしに寄り添うPrime Life BOX.
STEP WGN SPADA 一方「SPADA」は「もうひとつの#素敵な暮らし〜Prime Life BOX.」がコンセプト。歴代同様、精悍なフロントマスクや、ずい所に配されたメタルパーツなどで、大胆で力強い存在感や伸びやかなシルエットを表現。内外装とも過去の4世代を継承した緻密かつクールなコーディネイトで、ユーザーの満足感を満たすキャラクターだ。
パーツ配置にこだわった精悍なフロントマスクの「SPADA」。「AIR」に対しフロント20㎜/リア15㎜長いオーバーハングとテールゲートスポイラー、ボディまわりのロアパーツ、ピアノブラックを採用したB&Cピラーなどで、サイドビューでの伸びやかなシルエットを演出する。「トワイライトミストブラック・パール」など専用色含む全5色を用意。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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