車種専用設計で純正のようなスマートさ！　でも音質アップ確実な、カロッツェリアのオーディオユニット群【ジムニー・ベストヒットカスタム20 Vol.5】

新車販売もカスタムも、人気絶好調なジムニー／ジムニーシエラ。これからカスタムするなら見逃せない、いま注目のトピックをお届けします。

良い音、優れた機能のアイテムを豊富にラインアップ

【carrozzeria／カロッツェリア】

もっと良いサウンドで音楽を楽しみたい、もっとキレイな画面で高性能ナビを満喫したいと思うジムニー乗りも多いのでは？　しかし、それらを実現するために、大掛かりな加工が必要となるならば、とたんにハードルは高くなる。

見た目のスマートさもなくなり、加工する＝コストアップにも繋がる。「さり気なさ」を求める層からするとより一層縁遠いモノになるだろう。そこで注目なのがカロッツェリアの車種別取り付けキット。高音質、高性能＆美しい画面のナビ、さらに完璧＆自然なフィッティングを加工なしで手に入れられる。

まずはナビまわりから見ていこう。サンプル車に使用したのは『楽ナビ・AVIC-RQ912』。ナビ画面だけでなく、メニュー画面もHD仕様にするなど、とにかく美しい画面が印象的なモデルだ。地図は「運転するときに必要な情報を判りやすく」にこだわった。

カーナビ実績豊富なカロッツェリアならではのノウハウが注入されている。エンタメ部分も強力で、HDMI入力端子が備わるので、車内で様々な楽しみ方ができそうだ。

そして車種別キットだが、上の写真を見てわかる通り、極めて自然にインストールができる。9インチという大画面にもかかわらず、自然なカタチに収まっているのはポイントが高い。

続いてスピーカー。ジムニーは、音質面では不利な13㎝スピーカーが標準。そこでカロッツェリアは、手軽に音のクオリティを高められると人気の『カスタムフィットスピーカー』の製品（16㎝）への載せ換えを提案。

しかも、車種専用の取り付けキットもあるので、ドアパネルを脱着できる人ならばDIYで装着が可能なのも嬉しい。ツイーターのパネルも、純正感覚で交換可能で、ドアにセットする16㎝のスピーカーも背面の干渉等を見越した設計になるなど、無理なくインストールできる。装着後にドアパネルを元に戻したら、ほぼノーマルのままに見えるのは少々残念かも!?　『カスタムフィットスピーカー』には松竹梅の3種類が揃っていて、今回採用したのは真ん中のクラスの『TS-C1630SⅡ』。

“松”に当たるモデルには16㎝が設定されていないので、ジムニー用としては実質的にトップモデルと言えよう。2層構造のアラミドファイバーコーン、大型マグネットを採用し、しかもハイレゾ対応とサウンド面の質は高い。そんな高レベルの機材を、取り付け角度等まで最適化した“車種別キット”で装着するのだ。

さらにヘッドユニットである『AVIC-RQ912』にはチューニングの余地があり、パイオニアから提供されているジムニー用チューニングデータ（“カロッツェリアスピーカー用”データもあり）を活用すれば、ジムニーに最適化したサウンドが手軽に手に入るのである。

サウンドは二重丸、機能も使い勝手も抜群で、さらに見た目もスマート。　快適性アップを狙うジムニーオーナーは、カロッツェリアのシステムに注目しておくべきだ。

（1）楽NAVI　AVIC-RQ912　
9V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/SDチューナー・AV一体型メモリーナビゲーション