目次
原点回帰ではなく「いつの時代も家族のため」
今回、新型ステップワゴンの取材会が東京の青山にある本社で行われた。女性雑誌やWEB向けだったが、我々もそこにおじゃまして取材を実施。発表前ということもあって、開発側は内外装のデザイナーが登場したのみだったが、逆に6代目で話題になっている原点回帰について伺うことができた。
ステップワゴンのスタイル自体は歴代一貫しているのは事実。しかし、細かい部分はフローリング風フロアや障子のようなトップライトルーフなど、ユニークなものも含めて採用されてきた。直近では廃止について賛否両論渦巻いたわくわくゲートもそのひとつだ。
よく言えばゆらぎと言ってもいいのだが、ユーザーとしては戸惑うことも。そのあたりを見つめ直したことでの原点回帰なのか? 6代目の根幹に関わることだけに非常に気になる。エクステリア担当の大西さん、インテリア担当の矢口さんにそれぞれ直撃してみた。
返ってきたのは異口同音に「今回、良く言われるのですが、原点回帰は意図していません」。コンセプト自体は一貫しているし、さらにその根底には「いつの時代も家族のため」というのがある。
初代のCMでは楽しそうな家族が出てきたが、まさにそれで、新型にも脈々と受け継がれているというのは両氏とも認めている。
ただ、言葉にするのは簡単でも、実車でどう表現するかは実に微妙なところだし、新型の見どころでもある。結果的に原点回帰に見えるディテールがいろいろとあるのも事実だ。次回は、その点を深掘りしていこう。
初代ステップワゴンはこんなクルマだった
ステップワゴンの誕生は、こんな時代だった
トークショーのテーマは、ステップワゴンのある生活
ホンダ開発デザイナーが様々な質問に答えてくれた
▶▶▶新型ステップワゴンが来たっまとめはこちら
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]