目次
下げるだけでなく上げるも!
カスタムの方向性で選択すべし
SUVはローダウンだけでなくリフトアップもハマる! 車種によっては上げスタイルが優勢なこともあり……。そんなSUV向けのホイール&タイヤの選び方のポイントは何か?
「SUVは迷う項目(=選択肢)が多いですね。でも上げ系の商談は凄く面白い」と小林さんは言う。
ホイール交換=インチアップと連想しがちなドレスアップの世界で、上げ系はインチダウンもアリ。タイヤも、同じブロックタイヤでも種類があるように、なかなかややこしい世界なのだ。
下げ仕様での注意点は、インチアップしてもタイヤ外径を揃える等々。一方、上げの場合は注意点が増える。例えばインチダウンもあるなど選択肢が豊富。
タイヤは肉厚モノが人気だが、外径が大きくなるケースも多く、フェンダー等に干渉することもある。またブロックタイヤはロードノイズが大きめな点も注意点だ。
「オフ系のタイヤの場合ロードノイズなど、しっかりと説明しています」と小林さん。迷う部分が多く、注意点もあるだけに、お店の人にちゃんと相談するのが“最適解”への近道だ!
POINT
SIZE CHOICE
ストリート志向のアーバンスタイル(下げ路線)では純正からホイール&タイヤのサイズを大きくするインチアップが主役。特にハリアーなどスマートなフォルムのSUVはその傾向で、サイズは「21インチが主流」の車種も多いとか。一方オフスタイル(上げ路線)では、インチアップではなくキープ、もしくはインチダウンまで視野に入ってくる。また、ホイールの構造上の要件として、ナットホールの数とPCDも重要なポイント。プラドやハイラックスなどは、ホール数6、PCDが139.7になるので、ホイールのラインアップを見る時には、その辺りのチェックもお忘れなく。
URBAN STYLE
RAV4
OFF STYLE
RA4
POINT
WHEEL DESIGN
シャープなスポークのモデルも揃うアーバンスタイルに対し、オフスタイルは武骨さ、タフさを前面に出したデザインに人気が集まっている。スポークもオフの方が太くなる傾向にあり……。前者では大径感やリムの深さも重要なテーマになってくる。後者ではビードロック調であるか否かもキー。オフっぽさを強烈に印象付けるビードロック(岩場等を走る際、タイヤのビード落ちを防ぐモノ)を、デザインモチーフに採用する製品は多い。
POINT
TIRE TYPE
アーバンスタイルとオフスタイルとでは、選択するタイヤがハッキリと違う! アーバンスタイルではトレッド面が全体的に平面のオンロードタイヤを選ぶのに対し、オフスタイルではゴツゴツしたブロックタイヤを選ぶのが基本。そしてこのブロックタイヤは、オールテレーン(AT)、マッドテレーン(MT)、ラギッドテレーン(RT)と種類があるから難しい。ざっくりいうとATは舗装路も得意、マッドテレーンは悪路に強く、RTは両者の中間的性格となる。
OFF系タイヤの種類
テレーンは地形のことで、オールテレーンはすべての路面に対応(どちらかというと舗装路寄り)。マッドテレーンはオフロードコースも含めた悪路寄りタイヤで、ラギットテレーンは両者の中間的性格。「MTまでは要らないがATでは物足りない」という人にピッタリ!
AT(オールテレーン)タイヤ
YOKOHAMA TIRES
ジオランダーA/T
MT(マッドテレーン)タイヤ
BF Goodrich
マッドテレーンM/T KM3
RT(ラギッドテレーン)タイヤ
TOYO TIRES
オープンカントリーR/T
おすすめのホイールをチェック!
URBAN STYLE
OFF STYLE
人気のSUVタイヤはコレ
カーポートマルゼン埼玉本店
住所/埼玉県上尾市日の出1-13-11
営業時間/10:00~19:00
定休日/水曜日(5月1日〜9月30日)