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Gクラス風シエラにマッチングさせたのは3モデル。ベルサスとデイトナはいずれも16インチを装着するが、Aラップに関してはジムニー用としては世界で唯一な18インチ鍛造をあえてチョイス、コーディネイトした。タイヤはベルサスとデイトナがBFグッドリッチ、AラップにはオープンカントリーR/Tの225/55R18を合わせた。
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(1)Gクラス感が際立つ絶妙な組み合わせ【VERSUS VV21SX】
Gクラスはそもそもクロカン系ではあるが、実際にはラグジュアリーSUV的存在だから街中がメインステージとなる車種でもある。そんなGクラス風味、高級感が、VV21SXを履かせると絶妙に盛り上がるという印象。パッとスタイルが華やかになって、上質感とスポーツ感とが引き立ってくるため、Gクラスルックが放つ高級感にバツグンにハマってくれるのだ。意匠自体はスポーティだから、AMG風をリアルに再現したエアロオーバーのシエラが持つ躍動感とも違和感がナシ。洗練されたオフロードスタイルに仕上がるため、この姿のままでオフロードに出掛けてももちろんクールだが、どちらかと言えばアーバンなシーンで、スタイリッシュに乗りこなしたい組み合わせだ。
16×6.0J+15
235/70R16
(2)ゲレンデ風×オフ系もいい感じ【TEAM DAYTONA F6BOOST】
そもそもGクラス ゲレンデが王道のオフロード系ホイールを履いているという状況が、ある意味レアなパターンだ。Gクラスに土系のデイトナというコンビには、その絶妙なハズし感がいい違和感というか、すごく心地良く感じられた。F6ブーストのベースとなるF6がアーバン系モデルであったこともあり、土系だけどそこまでスパルタンではなく、パワフルなんだけどオシャレな雰囲気も醸し出したフィニッシュとなっているのが、きっとその要因。スポーク自体の線も細身だからGクラス風のスポーツ感ともハマるし、口径が絞られて見えるからアウトドアテイストもしっかりと出て、ワイルド。Gクラス風に求められる高級志向な組み合わせではないのかもしれないが、ある意味、本来のキャラクターを思い出させてくれそうなオモシロイ組み合わせ。人とは違うオリジナルコーディネイトを狙えるハズだ。
16×6.0J-5
215/70R16
(3)輸入車感際立つスマートコンビ【A-LAP A-LAP-07X】
07Xには16インチも設定があるが、大口径でインパクトの強い18インチを合わせる方が、Gクラス感がよりプラスできてオススメな感じ。コンケイブがしっかり効くし、リムの深さも備わっているから、Gクラス風なシエラのボディサイズとのボリュームバランスが絶妙になるからだ。鍛造だから軽量で、18インチというサイズでも重量をいっさい気にせず履けるというのもメリット。細身なラフメッシュだからスポーティさも際立って、いかにも輸入車テイストなビジュアルでまとまってくれるのも魅力的だ。Gクラス風の主戦場である街中での映え度を考えると、やはりこれくらいのサイズ感、これくらいの無骨さがある方がしっくりと来る印象。しっかり無骨なんだけどオシャレ感もあるホイールで、その上品なイメージは高級ブティック街などのストリートでも見映え良く見えそうな感じだ。
18×7.0J-2
225/55R18
アウトドア系、ディフェンダー風、Gクラス風の3大スタイル
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]