ライバルはレクサスや欧州SUV! プレミアムモデルへ一気に進化した四代目ハリアーの実力がすごい!

【歴代ベース車名鑑】4代目メカニズムチェック|上質を極めたフォルムと乗り味、シティ派SUVの新たなる領域へ突入した4代目【トヨタ・ハリアー編 第2回】

洗練されたデザインと使い勝手のよさで人気の都市型SUV。その先駆けといえるハリアーはカスタムベースとしても注目を集めている。歴代モデルの系譜を振り返りつつ、現行80系の魅力やグレードについてもご紹介します。

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洗練された走りと静粛性、唯一無二の存在感を放つ

四代目に生まれ変わったハリアー。発売から約2年が経過した今でも人気は衰えず、2022年8月現在の納期は10ヶ月以上。マイナーチェンジが控えるため現在はオーダーストップしているほど。

廉価グレードのSでも299万円〜、上級グレードのZとなれば400万円〜500万円という価格設定。おなじミドルクラスSUVには、RAV4やマツダ·CX-5、日産·エクストレイルなど強豪がひしめく。ライバル勢に対しどんな魅力があるのだろうか?

比べてみれば、ハリアーが唯一無二の存在であることが分かる。洗練されたクーペフォルムに高級感のあるインテリア。先進安全装備が充実し、燃費性能にも優れているなど弱点が見つからない。

スキのないトヨタらしいクルマ作りを具現化しており、都会派SUVとしてのトータルバランスに秀でているのだ。実際、2022年上半期のミドルクラスSUVの販売台数ランキングは、計2万2250台と見事1位に輝いている。

そこで改めて四代目ハリアーの詳細をおさらいしておくと、タイプはガソリン車とハイブリッドの2タイプ。いずれも2駆と4駆モデル(ハイブリッドはE-Four)が用意される。エンジンやパワートレインはRAV4と共用。GA-Kプラットフォームについても同様だが、見た目はもちろんボディサイズや走りは似て異なる。全幅とホイールベースは変わらないが、ハリアーのほうは全長が長く、全高も低くスポーティだ。

内装に遮音材や吸音材を多用することで静粛性を高めているのも特徴的。質感に溢れるインテリアをみれば、レクサスや欧州SUV車をライバルとして意識しているのが分かる。

先進安全装備についても然り。次世代の予防安全パッケージ“Toyota Safty Sense”を全車に搭載し、大きな安全、安心をもたらしてくれる。デザインがカッコいいだけでなく中身まできっちり作り込んでいるあたりに、トヨタの意気込みがうかがえる。待つ甲斐のある1台だ。

■メーカー希望小売価格(新車)299万円〜504万円
■中古車相場280万円〜630万円
■流通量豊富(800台程度)

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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