徹底的に光の魅せ方にこだわった、IPFのライトバーとオフロードランプ! オリジナルのアウトドアギア開発にも積極的!

「IPF」といえば王道のオフロードランプ! さらに伝統技術を活かしたメタル系ギアにも注目です!【スズキ・ジムニー キャンプスタイル 14選】

【積む! 乗る! 運ぶをサポート! 最新 JIMNY CAMP STYLE #002】コロナ渦もあり、人が少ない自然を求めてキャンプなどアウトドアを始める人が増えた。しかもブームはまだまだ続いているだけに、オートキャンプ場に行くと休日だけでなく平日でも多くの人が訪れている。せっかく密を避けたいのに…と思っているあなた、乗っているクルマは? もしくはこれから買おうと思っているクルマは? そう、ジムニーではないか。持ち前の四駆性能を生かせば人がいない場所にも行くことができるし、人気車種だからキャンプライフをサポートする専用パーツも多い。その強みを生かさない手はない。ここではビジュアルや機能性だけでなく、外アソビを思いっきり楽しむためのアレンジにもこだわった各社のデモカーをご紹介します!

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ナイトシーンを鮮やかに灯す、機能美溢れるランプカスタム

ジムニー・ジムニーシエラの本格オフローダーとしての素性を剥き出しにする、野性味あふれるオーバーランドスタイルの再現に欠かせない名脇役が、漆黒の闇を明るく照らすライティングカスタム。LEDバルブをはじめオフロードランプ、ライトバー、ワーキングランプといった各種ライティングギアをラインアップするグローバルブランドがIPF。

ジムニーのカスタムシーンが盛り上がる中、IPFも「クルマのランプ屋」というイメージを覆すかのように、ルーフラックやリアラダー、サイドストレージパネルといったライティングギア以外のアイテムに挑んでいる。それは空前のキャンプブームを追い風に異業種の参入が相次ぐアウトドア市場のようにブームに乗ったと誤解されるかも知れないが、IPFには技術的な下地があり、満を持してのチャレンジである。

ライトメーカーとして知られる同社のルーツは戦後間もない1946年に創業した金属プレス加工業を礎とする市川プレス工業で、その英名の頭文字を取ったのがIPFだ。

モータリゼーションの発展に合わせて自動車メーカー向けにヘッドライト用リフレクターの受注生産を手掛けたことを皮切りに、自社ブランドの自動車用ランプの研究開発・製造に参入し、グローバルに展開するランプメーカーへと成長したが、創業時は鍋釜やミシンの部品などさまざまな金属部品を作る町工場だった。

自動車用ランプのみならず、ルーフラックやスカッフプレート、タワーバーといった金属プレス加工技術を生かした金物全般を幅広く手掛ける中で、ジムニー/ジムニーシエラのメタルギアが生まれたのは時流に乗ったのではなく、必然だったのだ。

IPF(アイピーエフ)JB64W JIMNY &JB74W JIMNY SIERRA

道しるべはカーナビの軌跡とタイヤが踏みしめた轍だけ。フィールドの奥深くにも臆せず入り込めるのは悪路走破性に優れたジムニー/シエラの醍醐味だが、夜の帳が下りる頃には辺り一面真っ暗闇。そんな心細いナイトシーンを明るく灯す心強い相棒が、IPFのランプアイテムだ。

アイコニックな伝統の丸目2灯ヘッドランプが象徴するように、ジムニーにとってライティングカスタムは欠かせないものだが、やみくもに付ければいいという訳ではなく、見せ方と配置のバランスがキモになる。

丸目2灯や箱型ボディなどJB64W/JB74Wと共通項の多いJA11のイメージを再現するのが、LEDオフロードランプ(950SRL)をフロントグリルの手前に装着する専用ランプステー。

フラットタイプのEXPルーフラックはストレージボックスやキャンプギアを載せるだけでなく、ワーキングランプ(作業灯)やライトバー、ドライビングランプなどを取り付けるプラットフォームとしても機能する。

公道では使用できないが、クローズドコースでの夜間走行や光源のない野営地、河原でのミーティングなどで作業灯として活用できる。コンパクトな2インチのワーキングランプは角度を自由に変えられるので、サイドオーニング下やバックドアの足下などクルマの周囲を明るく照らし、ナイトキャンプや暗所で荷物を積み降ろす際の光源として活躍する。

キャンプ場はエンジンオフが鉄則。デモカーはポータブル電源からランプに給電する仕組みで、消費電力の少ないLEDならではの楽しみ方だ。

2インチCUBE用シリコンガードは迷彩柄も選べる

スマホアプリでランプを操作できる!

PRICE LIST
EXPルーフラックタイプA 8万1400円
EXPルーフラック用ロトバックスステー 4950円
ウォールバー(1本入り) 8360円
風切音抑制プレート 2640円
IPF600S用ランプステー 3300円
マルチランプステー 2200円
642WL用ランプステー(運転席) 2200円
642WL用ランプステー(助手席) 2200円
追加フロアバー 8800円
ルーフラック用オーニングステー 8600円
ライトバーブラケットセット(642SD) 10万7800円
ライトバーブラケットセット(642RJ) 19万5800円
専用ランプステー(950SRL/968シリーズ) 1万6720円
2インチCUBEドライビングランプ 2万9700円
2インチバックランプ 1万4850円
2インチワーキングランプ 1万7600円

伝統の金属加工技術を生かした拡張性の高いメタルギアに注目

既成の枠にとらわれず、新境地に挑み続けるIPFの社風を体現するのがEXPシリーズ。JB64Wをデビューと同時にデモカーとして導入し、さまざまなフィールドで使い込みながらユーザーの求めるアイテムを探る過程で着目したのが、ドリップモール(雨どい)の活用。モールに引っ掛けるロータイプのレッグを介して取り付けるのが、車内に収まらない荷物を載せるルーフラックだ。

立体駐車場に対応させるために高さを抑えたルーフラックへの昇降をサポートし、リアビューを引き締めるのがリアラダー。スタイリッシュな4㎜厚のアルミプレートをサイドフレームに採用し、多数のサービスホールが設けられている。ここに専用ステーを使ってランプやロトパックスをスマートに取り付けられるというもので、カスタムの拡張性を高めるアイデアをカタチにした逸品だ。

PRICE LIST
EXPリアラダー for ジムニー 4万9500円
EXPリアラダー用ランプステー 4950円
EXPリアラダー用ロトバックスステー 4950円

床面長を延ばして荷物の滑り落ちを防ぐ

ガラスを保護し、小物の整理に活用する

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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