ちょっとイカついJB74ジムニーで楽しむのはリアルな夜営! 焚き火で楽しむ料理も本格的だった!

#クルマもアウトドアギアだ! 「スズキ・ジムニーでしか行けない世界がある!」自然を楽しむなら野宿、無駄を排除した時間が楽しい

積む、運ぶ、移動する、今時のアウトドアではクルマは不可欠。車種選びはもちろんだが、車高をリフトアップしたり、ルーフラックを付けたり、それぞれの用途に合わせてカスタマイズする。オーナーそれぞれに、好きなスタイルはさまざま。ライフシーンに合わせて、選び、統一感を出し、長年にわたり愛用してゆく。それはまさにアウトドア・ギアそのものだ。カッコ良さと機能性、どちらも譲らずに仕上げられた「相棒」を集めてみました。

ジムニーならではの性能を活かしたスポットを探すのが楽しみ!

様々なキャンプスタイルがある中で、群れない媚びない男のハード系ともいうべき、野宿。キャンプ場ではないステージで、野宿を楽しんでいるNaokiさん。野宿の師匠のタケさんと一緒に、普段のスタイルを取材させてもらった。

二人とも乗っているクルマはジムニー。NaokiさんのJB74は、かなりいかつい。ジャングルグリーンのボディ色に、ハイブリッジファーストの3インチアップ。RAYSの18インチホイールを履かせて、HAMERのフロントバンパーに、WALDのリアバンパー、オーバーフェンダー。ルーフラックを装着し、キャンプの利便性を向上させつつ、迫力十分。購入のきっかけは、たまたま本で見たJB74のアイアンマンとブラックバイソンの2台を見て一目惚れしてしまったこと。この二つの良いとこ取りをしてみたくなり、車両を購入。そこから様々なアイテムを吟味しつつ、カスタマイズ。かなり迫力あるルックスを手に入れた。誰とも被らない、Naokiさんのセンスで作り上げられた、オリジナルのスタイルだ。

このクルマを手に入れた時は、まさかここまで野宿にハマるとは思っていなかったそう。師匠であるタケさんと知り合い、何度か一緒に野宿をするうちに、師匠のスタイルに惚れ込み、いろいろ教わりながら様々な場所で野宿を楽しんでいる。師匠のタケさんもジムニーユーザー。車の仕様はシンプルだが、二人ともジムニーならではの性能を活かしたスポットで野宿を行なっている。今回案内された場所も、かなり穴場。穏やかな川のかなり上流で、このスポットに入るには、ガレ場を走らないといけない。乗用車では絶対無理。知る人ぞ知るスポットで、景色も良く、静かな場所。まさにジムニーが似合う場所なのだ。

無骨でいながらスタイリッシュ、センスが光る「Naoki仕様」

アイアンマンとブラックバイソンという、JB74系のコンプリートキットの良いとこ取りを行なったというNaokiさんのJB74。ロトパックスをサイドマウントし、ロールパックスをブラックに塗装し、背面に3連装。HAMERのフロントバンパーには、ウインチを搭載。ルーフラックには全方位点灯可能なようにLEDランプを装着。驚くべき装備はルーフを加工し、サンルーフの取り付けを行なっている。ルーフラックのフロアパネルも加工して、取り付けを行なったサンルーフ。ルーフラックからボンネット先端にブッシュワイヤーを装備し、藪漕ぎでボディを守れるようにし、ルックスと実際の使用用途に合わせてカスタムを行なっている。サイドステップは、ドアの開閉に合わせて自動昇降する。ボディカラーのジャングルグリーンもあり、かなりミリタリーテイストが強い。もともと、野宿にハマる前からルックスに一目惚れし、作り込んできていたJB74は、アウトドアに最適。今では、野宿を行う最高のパートナーとなっている。

キャンプギアに関してのこだわりも強く、テント、椅子、テーブルなど全てのギアはブラック。一つ一つのアイテムが実用を最優先で考慮しているにも関わらず、オシャレ。さらにここでNaokiさん、驚きのプロフィールが発覚。実は元シェフということで焚き火をし、くつろいでいる時に、「いろいろ料理の準備をしているので、食べていってください!」とのこと。手際を見ていると、どう考えても素人ではない。出てきた料理も一手間かけたもので、かなり旨い! ただステーキを焼くだけでも、表面を焼いた後に、アルミホイールで予熱調理したり、愛用している調味料などもそこらのキャンパーとはちょっと違う。師匠のタケさんも「料理に関しては、Naokiさんはピカイチだよ!」と太鼓判。 野宿というと、全てが質素になりがち。しかし、Naokiさんとタケさんが行う野宿スタイルは、何もない山奥で、最低限シンプルな装備。しかし、酒と酒のつまみは超一流。気心知れた仲間との会話に、抜群の景色。このスタイルはある意味凄く贅沢。見ている筆者も憧れてしまう。

SPECIFICATIONS
●MODELS:スズキ・ジムニーシエラ(令和2年式)
●WHEEL:レイズ・A・LAP07X(18×7.0J−8)
●TIRE:トーヨー・オープンカントリーR/T(265/60-18)
●SUSPENSION:ハイブリッジファースト3インチアップキット、トレーディングアーム&リーディングアーム
●EXTERIOR:HAMER4×4フロントバンパー&ルーフラック、WALDリアバンパー&オーバーフェンダー&ボンンネットスクープカバー、DAMDリトルDグリル&自作ライトガード、べバストサンルーフ、ショウワガレージリアラダー、WARNパワースポーツXON45ウインチ、クリスタルアイバルカンファイバーLEDテール、IPF製LEDワークランプ×4、APIO牽引フック×4&サイドラック、PLTOロトパックス×2&ロールパックス×2、PROSTAFF電動サイドステップ、ワンオフヘッドライト(純正加工)、JAOSマッドガード
●INTERIOR:A-CRAFTメーターパネル、IPFカーゴパネル、各種カーボンパーツ
●TUNING:トラスト・クロスエキゾーストG-STYLE

クルマもアウトドアギアだ まとめはこちら

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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