ゆくゆくは車検を取得し、公道走行を!
誰が見てもアッと驚くクルマを作りたかったと、前期アルファードにハイラックスの荷台をドッキングさせた1台で、目指したのは、アメリカの広大な大地が似合う大型のデューリーピックアップトラックという。
アルファードのリア側を大胆にカットし、現行ハイラックスの荷台を純正からさらに延長(!)したうえ接続。片側30㎝の鉄板フェンダー内には、デューリートラックの特徴という、ダブルタイヤを意識した超極太タイヤをインストール。履かせるホイールのインセットは、なんとの-72!
ご存じの通りアルファードは本来スライドドアだが、ヒンジ等を交換加工し観音開きのスイングドアに変更と、どうせやるなら誰も真似できないことをと各部を大胆加工。学生さんならではの、自由な発想が遺憾なく発揮されている。
そもそもボディカラーもオリジナルで、モチーフはルノー・アルピーヌのブルーとか。
気になるボディは、全長6.7m(!!)。運転には相応の腕も必要とされそうだが、もちろん自走可能。「ゆくゆくは車検も取りたいですね」とのこと!
【SPECIFICATIONS】
ベース/30アルファード前期
外装/後期顔面移植、荷台・GUN125ハイラックス延長加工、荷台床・フローリング、ヒンジドア加工(観音開き)、鉄板フェンダー、トーイングミラー、各種USマーカーランプ、リアガラスまわり・プロボックス
内装/エグゼクティブラウンジ純正移植、天井染色
ホイール&タイヤ/ワーク・エキップE10(20×F8.5J、R14.0J)、トーヨー・プロクセススポーツ(F245/35、R345/25)
サスペンション/エアフォース・エアサス
スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部/Photos by 中川シンジ Text by杉山雄二